なんとなく肌の調子が悪いと感じたとき、原因は?
なんとなく肌の調子が悪いと感じたとき、その原因はどこにあるのでしょうか?
ホルモンバランス
女性の肌は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの二つの女性ホルモンから大きな影響を受けています。
黄体ホルモンは生理前に分泌され、皮脂分泌を増やしニキビやシミをできやすくさせ、体内に水分をためてむくみや便秘になりやすくさせ、イライラのもとにもなります。この時期は肌トラブルが起きやすく、肌のみならず体調も不安定になりがちです。
卵胞ホルモンは生理後に分泌され、肌をみずみずしくつややかにうるおいをもたせる働きがあります。しかし、卵胞ホルモンの分泌は年齢とともに減少していきます。
思春期ごろから急激に増えて30代後半から減り始め、
更年期(45歳~55歳)には急激に低下します。
そのため、更年期以降には肌の乾燥や透明感の低下、肌色がすぐれない、たるみが進むなど、さまざまな肌の不調を感じることが多くなります。
ストレス
仕事や人間関係など日常的にストレスが多いと、肌の不調につながりやすくなります。
ストレスを感じると、活性酸素が発生します。活性酸素は細胞を傷つけ、シワ、タルミなどの原因となります。
また、ストレスによって免疫力が低下すると、ニキビができやすくなります。
ストレスによる全身の緊張で血管が収縮し血行が悪くなり、顔色が悪くなり肌の新陳代謝のサイクルが長くなります。
ストレスは単に気持ちがイライラするだけでなく、このように肌の不調と密接に結びついています。
生活環境
肌は季節や生活環境から大きな影響を受けます。
夏はエアコンのきいた乾燥した室内環境と高温多湿の室外環境とのギャップ、冬は暖房のきいて乾燥した室内環境と低温低湿の室外環境とのギャップ。このように季節によって大きく異なる環境下で、肌はストレスを受けて不調になりがちです。
また、紫外線を浴び続けることも、肌の不調につながる原因になります。
まとめ
なんとなく肌の調子が悪いと感じたときは、ホルモンバランス、ストレス、生活環境などの原因が考えられます。
日々の生活の中で、これらの原因となるものをできるだけ取り除くように心がけましょう。
参考
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