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夢は見つかる。どうしたら?

夢。 
夢は見つけるのではなく、見つかるもの。
面白いと思いませんか?


子供の頃。
大きくなったらなんになりたい?

こんな質問をよくされました。
小さい頃からなりたいものなんてなかったんです。だから絶対に違うよねって思いながら、◯◯になりたいです、と適当に答えてました。
ひどいものでした。

でも、なりたいものがなかったから仕方ないよね。


そんな夢のない私は、高校の時の看護師になりたかった友達に感化され一緒に看護師を目指す事になりました。
そして、母親のアドバイスもあり、看護師になった後もう少し勉強をして助産師にもなったのです。

困った人を助けたいという情熱には燃えたものの…
そもそも自らなりたい!と思ったわけではなかったので
働き始めて、気持ちは揺れまくりでした。


医療行為にビビりまくり
人の気持ちを理解出来ているのかそうでないのかさっぱり分からない。
この仕事が好きなのかもよう分からない。

向いてないんじゃないかな。
向いてないんじゃないかな。

でもその時、他になりたい職業もなく、やりたいこともありませんでした。

目の前の事には全力で頑張りましたが
夢が叶ったとか思うこともなく
毎日がグレーでした。



そこから約30年近く経って
まだ私は助産師をしています。

相変わらず医療行為は好きではありませんが
大きく変わった事があり、私はこの仕事がめちゃめちゃ楽しくなりました。


というのは、私に夢が出来て、かつビジョンが出来て、そのツールが助産師だと気がついたからです。

私にとって、助産師になるということが夢やビジョンではありませんでした。

私の夢、それは
「笑顔のお母さんだらけの世の中を見る」
です。

この夢が見つかったんです。

結婚して子育てをして。
子供が不登校という形で不安定になりました。
大事な子供が苦しむ姿を見て、親の私に問題があるに違いないと私も苦しみ、もがいたのです。

自分や家庭を再構築していく過程で、自分の夢が見つかりました。


子供が明るく希望に満ちて育っていく為には、母親である自分が笑顔で楽しく生きていくことが必要なんだと悟ったんです。
その時閃きました。

世の全てのお母さんが笑顔であれば、そのお母さんの子供は全員幸せであるに違いない。

私はその世界が見たい
その世界をつくることに尽力したい。


その夢が見つかった時、自分が助産師であることが本当によかった!と思いました。

助産師は、お母さんになる人と関わりますからね。
お産はあっという間に(人生の長さと比べたらね)終わるものですが、その後の人生を左右させてしまうくらい貴重な体験となるものです。
そのお産を支える役割でもあり
これからの母親としての在り方、考え方の基礎を一緒に考えてあげられる職業


長いことグレーな気持ちを抱えて助産師をやって来ましたが
今は本当に楽しいです。

この投稿も、笑顔のお母さんだらけにするための活動の1つ、です。
今後はもっと夢に向かってしていくアクションをひろげる予定です。

夢があると
それに紐付けした行動がホント楽しい!


私の場合、私の目の前に立ちはだかったトラブルに真剣に取り組んだら
そこで夢が見つかりました。
夢を見つけようと思ってしたことではなかった。それどころか勝手に見つかりました。

だからやはり夢って見つかるものなんだな、と思うわけです。

じゃあどうやったら見つかるの?って話ですが

結局は目の前に起こった問題から逃げずに頑張って立ち向かうと、そこにいるのかもしれませんね。

頑張り続けていれば、夢は自然と見つかります。






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