不登校「対策」をやめよう
不登校児童生徒数が年々増加している。
令和3年度においては全国の小中学校で学校を30日以上欠席した児童生徒が24万4940人となり、9年連続の増加、過去最多となった。10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍になっている。その一方で少子化が進行し、令和4年度の小中学校児童生徒数は過去最少(小学生:6,151,305人、中学生:3,205,220人)となっていることから、全体の児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は高まっていることは明らかである。
このような状況