市村 ただみつ

「すべての子どもたちが未来にときめく社会」の実現のために、教育系NPO法人の代表と市議…

市村 ただみつ

「すべての子どもたちが未来にときめく社会」の実現のために、教育系NPO法人の代表と市議会議員の役割を担い、日々子どもの貧困問題、不登校問題に取り組んでいます。 noteでは、政治家および社会起業家としての視点から執筆させていただきます。※1人語りもたまにあります 笑

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市議会議員が政策実現する方法と5つのポイント

群馬県で「子どもたちが未来にときめく社会」の実現を目指し、NPO法人代表者として、前橋市議会議員として社会活動に取り組んでいる市村ただみつと申します。 この度、前橋市で1つの政策を実現することができました。 実現した政策は「教育支援教室等利用者支援事業補助金」です。 フリースクールや教育支援教室等、不登校支援施設を利用している児童生徒の保護者の負担軽減を図ることを目的とし、通所に係る交通費の一部を補助する制度になります。詳しくは下記リンクをご参照ください。 正直、感無

    • 少子化の要因は少親化。だからこそ子どもたちへ手厚い支援を。

      群馬県で「子どもたちが未来にときめく社会」の実現を目指し、NPO法人代表者として、前橋市議会議員として社会活動に取り組んでいる市村ただみつと申します。 今回は、昨今政治分野で話題の「少子化」について意見を述べたいと思います。 少子化の進行少子化が進行しています。 厚生労働省によれば、令和5年の1年間に生まれた子どもの数は、外国人なども含めた速報値で75万8631人、前年より4万1097人減少しています。 出生数が減少するのは8年連続、統計開始以来、過去最少。 日本人の出

      • フリースクールこらんだむで育つ「自立する力」とは

        NPO法人ターサ・エデュケーション代表理事の市村です。 私たちは2015年7月より「子どもの可能性をフェアにする」をミッションとし、群馬県内で貧困や不登校などの課題を抱える子どもたちの自己肯定感・意欲・社会性を育むため、居場所と学習機会を提供する活動を行なっている教育NPO法人です。それぞれの課題に向き合った5つの活動に取り組んでいますが、フリースクールの運営に代表される不登校支援事業に最も注力しています。 今回の記事では私たちが運営するフリースクールこらんだむで育つ「自

        • 孤立。それは望まないひとりぼっち。

          孤立と聞くと思い出すことがある。 「2人1組になってください〜!」という声がけである。正直今もそんな声がけがあれば、ソワソワしてしまう。 内気な自分にとっては、すごく辛いことだった。仲良い子がいなかった訳ではないが、その子は僕とだけ仲が良い訳ではない。つまり、組めるとは限らない。そして時には休みの時もある。結果が見えている分諦めはつくが、楽しい時間ではない。 結果として自分だけが誰とも組めなかったとき、無力感というか無価値感というか、恥ずかしいという気持ちも合わせて、自

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          不登校「対策」をやめよう

          不登校児童生徒数が年々増加している。 令和3年度においては全国の小中学校で学校を30日以上欠席した児童生徒が24万4940人となり、9年連続の増加、過去最多となった。10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍になっている。その一方で少子化が進行し、令和4年度の小中学校児童生徒数は過去最少(小学生:6,151,305人、中学生:3,205,220人)となっていることから、全体の児童生徒に占める不登校児童生徒の割合は高まっていることは明らかである。 このような状況

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          社会活動家を目指す方に知っておいてもらいたい3つのこと

          昨今、新型コロナウイルス感染拡大によりひとり親の貧困や子どもの不登校、高齢者の孤立問題など多くの社会課題が顕在化されはじめていると実感しています。 こうした状況の中、善意ある方々が立ち上がり各地域で多くの社会活動が広がりはじめています。さらにはビジネスで社会課題を解決したいと考え、起業などを目指す方も増えてきていると感じます。 ただ社会起業は注目されやすい分野ではあるものの、実態は大変厳しい部分も多くあります。 今回は私自身の経験をもと

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          謝る理由とはなにか

          (2021.6.14執筆) 約1年。久しぶりのブログ更新になりました。 さて 先日娘とある事柄について、謝る謝らない議論になりました。そこで 今回は謝る理由について考えていきたいと思います。 あ 皆さまはどんなときに謝りますか? 多分 自分が悪いと思ったときですよね.. でも 自分が悪いと思うとき、思えるときってどんなときでしょうか? これは人によって異なるかもしれません。 例えば相手を傷つけたとき。でも 相手を傷つけたという自覚を持てないときもあります。 自分の中

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          学校休校によりますます広がる子どもの学力格差

          みなさま おはようございます..!!新型コロナウイルスの影響により 社会の閉塞感が続いております 僕もなんか元気が出ません.. ただ こんなときだからこそ いつも見えないものが見えてきて、視点が広がることもあると思っています みなさまは学校休校についてどう考えているでしょうか あれよあれよと気がつけば 5月末まで、期間でいえば3ヶ月の間 子どもたちは学校に行けない状態が続いております.. 保護者の負担も本当に大きいことは 僕自身も当事者として強く感じています ただ僕

          学校休校によりますます広がる子どもの学力格差

          嫌われる勇気を僕なりに考えてみた

          おはようございます..!! 桜が綺麗だな..と思っていたら突然の雪。桜も大分散ってしまいました.. 1年に一回の素晴らしい景色を長く楽しめないことは本当に残念です.. さて 今回は嫌われる勇気について考えてみたいと思います 大ヒットした"嫌われる勇気"アドラー心理学に基づいた素晴らしい著書であることは周知の事実かもしれません ただ 今回僕がお伝えすることは、本の内容ではなくて、単純に"嫌われる勇気"の本当の意味について僕なりに解釈した内容をお伝えしたいと思います 嫌わ

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          合理性のある説明だけでは人は納得するべきだと思っている人たちへ

          おはようございます!!2月ももう終わりますね..コロナウイルス怖い..今年に入って2ヶ月 あっという間ですね..やば。 さて 本日のブログのキーワードは"納得"です。皆さんはどんなときに人の話を聞いて納得するでしょうか? わかりやすい説明されれば納得するかもしれません。そして わかりやすい説明とは、合理的かつ建設的です。できるだけ具体的に、イメージしやすいものだと思います。 でもね どんなにわかりやすい、これでもかっ!という最高の説明しても、納得できないことってあるんで

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          あなたにあった軸を見つけよう

          おはようございます..!! 本年もよろしくお願いします。 昨日から学校が始まるところも多く 年度末に向けて 僕が毎日乗る電車の車内も慌ただしさが戻ってきました.. さて そんな中 今日は軸について考えます。 ここでの軸とは、自分が大切にしている価値です。軸を持って生きることは素晴らしいことです。しかし、無意識に自分の中にあるその軸が社会の当たり前の軸に重なることは少なくありません。 その結果、あなた自身は相対的に生き、当たり前のものと今の自分の現状を比較し、生きることが

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          自分を理解してほしいなら、相手をまず理解する

          おはようございます。 年の瀬が近づき、今年も終わろうとしていますあ、その前にクリスマスもありますね.. 個人的にはものすごく長い1年間でした。 皆さまはいかがでしたでしょうか? 僕はこの1年間を振り返ると、"人への理解に努めた"1年でした。今までの自分は、理解してほしいと思うあまりに、伝えることばかりに気を取られて生きてきたように思います。 そのため、相手にどのようにしたらわかりやすく伝えることができるのか、どうすれば納得してもらえるのか、自身の技術や知識の面に重きを置

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          適応できない人にとっての選択肢の重要性

          おはようございます。 気づいたら、もう8月も終わりですね 子どもたちも 夏休みが終わり、学校がまた始まる時期になりました 夏休み明けは私たちが取り組んでいる社会課題の1つ「不登校」が顕在化する時期でもあり、子どもの自死が増加する時期でもあります そこで今回はタイトルのテーマ、「適応できない人にとっての選択肢の重要性」について書きたいと思います ••••• 例えば皆さん、今働いている職場環境に適応できず、本当に辛い状態になったらどうしますか? 「生活のためだから我慢する

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          “いい不安”と”よくない不安”

          おはようございます。 2月も今日で終わりですね。 3月はなんか、なんとなくソワソワする方も多いのではないでしょうか 今回のブログでは 「不安」について考えて行きたいと思います みなさんも不安になったことってあると思うんです。「ちゃんとできるかな...」という具合に。 不安の生じる要因って、先の変化や現象がわからないことから生じると僕は思っています。 「失敗したらどうしよう...」これはよくある不安です。責任感のある人や努力してきた人に起こりやすい不安かもしれません

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          「こなすこと」のリスク-毎日は積み重ね-

          世の中にはサービスがあふれています。 サービスを提供してくれる多くは「人」です。 そしてその中には、とても感じかいい対応をしてくれる人と、してくれない人がいます。 なぜかな?とふと考えたときに、「こなすこと」の危険性を知っているかどうかが1つの理由かもしれないなと思い、今回ブログを書くことにしました。 「こなす」 意味としては、与えられた仕事などをうまく処理するというもの。漢字にすると「熟す」と書き、熟練を連想させます。 今年の4月から新社会人として働き始めた方々もだ

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          焦りは禁物!確かな前進が大事なんだ。

          こんにちわ!群馬県の僕は平成29年2月17日より3日間、こちらのイベントに参加するため、東京に行ってきました! http://ridilover.jp/R-SIC/ http://ridilover.jp/R-SIC/images/rsic_fb.png R-SIC(アール・シック) http://ridilover.jp/R-SIC/ R-SIC(Ridilover-Social Issue Conference)は一般社団法人リディラバが2013年より毎年開催して

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