見出し画像

失恋から立ち直るまであと○日【⑫最終回 失恋したけど生きてるわたし】

前回の記事はこちら。

最初の記事はこちら。

noteのアプリを、2年ぶりにインストールした。

「失恋から立ち直るまであと◯日」シリーズの最終回を、2年ぶりに綴るためだ。

日常生活を過ごしながらも、このnoteのことは頭にあったものの、なかなか続きを書けないでいた。

理由は明確。


めちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ忙しくなったから!



失恋した大学4年生の夏から、卒業制作、授業、免許合宿、推しのライブ、卒業旅行…などなど、たくさんのイベントが目白押しだった。

免許合宿で2日も延泊が決まって号泣したり、卒業旅行で車の事故に遭いかけたり(幸運なことに回避できた)など、大小様々なハプニングがそこそこあった。


さらに去年の4月から、わたしは晴れて社会人1年目となった。
そこでも慣れないことだらけ(これについては気持ちの整理のためにも、後々書きたい)で、自分の未熟さもあいまって、本当に辛い時期もあった。

そんなドタバタの日々のおかげで、私の恋人に対する気持ちは、少しずつ薄まっていった。

「失恋の傷を癒すためには、他のことで忙しくすると良いでしょう」


Googleで「失恋 辛い 乗り越え方」などと検索すると必ず出てくるトピックだが、まさにその通りだなと思う。

去年の夏頃、仕事で疲れ切っていたわたしは、帰りの電車で恋人にInstagram、Twitterと全てのSNSをブロック&削除されていることを知った。



以前までのわたしだったら、この「相手からのはっきりとした拒絶」に耐えられなかっただろう。「新しい恋人ができたのか」「わたしのことが本気で嫌いになったのか」などとぐるぐる考え、青ざめ、お腹がキュッと痛くなり、しばらく立ち直れなかったと思う。


だけど当時のわたしは、元彼からのブロ解よりも仕事の辛さが上回り、「ああ、ブロ解されたな…それより明日も仕事辛いな…」としか思わなかった。

一気に嫌なことが起きても、案外平気なんだな(わたしの場合は、だけど)と思った。


そんなこんなで、このシリーズは一旦終わりにする。
最後の更新から2年以上経ってるので、この日記のことなんか誰も追っていないと思うけれど。


結局現状のわたしは、失恋から完全に立ち直ってはいない。
視界からは消してるもののいつまでも捨てられないプレゼントはあるし、画像フォルダから削除し忘れていた写真がいきなり登場し、ヴっと心が削られることもある。

その度に「ぐぬぬ…」となり、時には暗い気持ちになりながらも、「帰ったら仲里依紗のYouTube見よ…」とか「週末の飲み会楽しみだな」とか思いながら、なんとかやり過ごしたりもする。


たとえ失恋しても、まぁ傷は大小残るかもしれないけれど、なんだかんだやっていける(※あくまでもわたしの考え、人に『辛いことあってもなんとかなるよ、時が解決するよ』って言うの好きじゃない)というのが分かったし、今まで生きてきた自分を褒めたいな!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?