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【メンタルクエスト】完璧主義/白か黒かの「二分法的認知」を手放すことから解決策を得る

今の自分に価値が感じられない

日々、自分のやる気のなさに呆れる。
時間は沢山あるのにただ焦るだけの毎日。
気持ちに焦りはあるのに何もやらない。やる気が出ない。
そんな自分に価値が感じられるはずもなくて。でもこれを脱出したい。やるきスイッチを押したい。そんな感じで今日は記事を書きます。

あまりにも自信が無さ過ぎてふとしたことで闇落ちする

ほんとうに、「闇」は突然私を包んでくる。いともたやすく病みモードに入ってしまう。何もかもできていないわけじゃないのにな。
出来もしないのに「完璧主義」を持っているせいで自分の能力値と理想とのギャップに苦しんでいる。早くできないことを受け入れろ。
出来ないこと=悪いこと=価値のない人間という公式を捨てろ
出来なくても、出来ないことを受け入れる。それと私という人間の価値は直結しない。

こないだ読み終わった「メンタルクエスト」では私に当てはまることがたくさん書いてあった。中でも分かる~~~!これ私~~~~!!と強く思ったのが「二分法的認知」だった。

「二分法的認知」とは、物事を「白と黒」「善と悪」のように明確に分けた二者択一的にとらえようとし、曖昧な状況は認めない考え方。
全か無か思考などとも呼ばれます。「完璧主義」を自認している人に多く、自分にも他人にも厳しいハードルを設定してしまうことがあります。

引用:メンタルクエスト/大和出版/鈴木裕介著

この攻略法は「自分がこれ(二分法的認知)を手放した方が良いのだ」と認めることとありました。また、白と黒との間にあるグレーを認めること0か100かではなく間の点数も認めること。(「95点は0点」と決めつけるのではなく「95点は95点である」ということはそのまま認める。)

今のわたしは「仕事が無い=0点。生きる価値が無い」という考えがあるから苦しいのだろうと思った。
「仕事がある状態しか価値が無い」もっと言うとかつての私は「クリエイティブ職に就いていないと芸大卒の人間として価値が無い」と思っていた。なんだか極端だなあとは自覚していたけれど、苦しみからは逃れることができず。この考えに名前があったのだなと思った。名前があるということは解決方法がある。これだけでもとても道が開けた感覚になるんだな。
ありがとうメンタルクエスト、ありがとう鈴木裕介先生。

これまでの自分の努力や行動を「ありのまま認めていく」とどうなる?点数をつけるとどうなる?

では今現状の私をありのまま「認めて」いくと?白と黒の間にあるグレーを認めると?間の点数をつけると?

例えば「簿記3級」の勉強について。結果から言うと不合格で、「勉強がんばっても私は駄目なんだ、できることなんて何もないしやはり価値のない人間なんだ」と泣いて泣いて泣きまくった。
不合格だったことで自分の努力まで否定してしまい、自分への価値を感じられなかった。

テストの結果としては不合格だけど、本当に本当に毎日頑張った。今までの私では考えられないくらいには頑張った。それを否定してしまうのがこの白黒思考とも呼ばれる「二分法的認知」なのだろうと感じる。
自分の努力としてはまた点数が変わる。

簿記試験、努力の形を思い出そう

・ブラック企業から退職後、前を向くために新たな知識を得ようと「簿記3級」の勉強に努めたこと
・申し込み時点で1か月しか勉強時間がない状況だったので不安だったが、それでも「行動しよう」と前に進んだこと
・今までの人生で勉強をあまりしてこなかったので初めて勉強に必死で取り組んだこと
・毎日少しずつ進めていき、勉強を継続できたこと
・新しいことに取り組み、理解していく楽しさや勉強する楽しさを知れたこと

簿記試験の勉強に点数をつけると?

努力点→120点 150点
努力の点数で考えたら100%だったと思う。なんなら初めてのまともな勉強で新たな知識を得ようと毎日継続できたことで自分の自信につなげることが出来たのだから120点150点付けても良いレベルだと思う。本当にあの時の自分をほめたたえたい。

知識点→60点
テストの結果に関しては合格か不合格なのである意味0か100にはなる。けれど実際の点数を予想するに合格点の70点にぎりぎり達しなかったくらいの点数だったんじゃないかなと予想するので60点とつけたいと思う。問題集に付属していた模擬試験では合格点が取れたり取れなかったりの微妙なラインだったので実際もそうだったんじゃないかなと考えます。
点数は公開されていないので分かりかねるけれど大体そのぐらいの点数だったのではないかな。

こんなに努力したの本当に久しぶりなんじゃないか?というくらい努力しただけに不合格に落ち込んだことと燃え尽き症候群みたいになってしまったことで2月の試験には申し込まなかったのですが、1か月で付けた知識としてはまあ悪くはないと思うし、何より簿記の勉強は楽しかったのでまたチャレンジしたいなと思います。

※努力点訂正 当時勉強を見守ってくれていた友人より、「なんなら150点付けても良いくらい」との感想を頂いたので訂正いたしました笑 有り得ないくらい頑張ったし、頑張りすぎて燃え尽き症候群的なのになったくらいなので確かに150点だわ…と思ったのでした。

日常生活での点数 家事/読書/転職活動

家事点→今日は…10点…💦
まだ晩御飯づくりで点数上がると思うけど、今日はでんでだめだわ~!
でもよく考えると100点の家事なんて分からんな!笑と思い、なんか別になんでも良くなっちゃった!
普段やってる家事って
①夫のお弁当作り②洗濯③晩御飯くらい、日によって④お弁当おかず作り置きみたいな感じなのでそれぞれの配分高そうだな。
①=20点
②=10点
③=40点
④=30点!?そう考えると70点満点の日もあるし、ゴミ出しのある日とかトイレ掃除、お風呂掃除、シンク、階段掃除機かけなど日によって配分や満点も変わりそう!①~③だけの日は70点満点なのかもしれない。
なんかこう点数書いてたら気楽になってきたな。
今日はお弁当作りも作り置きもすれば点数稼げるな!?などちょっとポジティブになってきたのでありかもしれんな。楽しいのは自己採点に限るだろうけど!笑

読書点→40点
新規読書はしてないけど、読書して知ったことをアウトプットしてこの記事を書いてるので40点くらいはあげても良いのでは!?と思ったりして。
読書は100点満点というよりは0が基準で読めただけですげ~と感じているので全部加算方式という感覚もある。

転職活動点→0点
これだよな~~~たぶんこれが0点だから毎日削られている感じがするんだ。焦っているのに行動できていなくて0どころかマイナスに居る感覚すらある。
では本に沿った解決策。まず「ありのままを認める」ことなのでまずは今0点であるという事実を認める。「今は0点」「今日は0点」

そのうえでステップを考えてもいいのかも。
・ステップ1 今は0点でも良いと思う(メンタル回復重視、読書重視のため、などの理由もあり)または「今日は0点でもいいや」でもOKかも。
・ステップ2 まずは毎日最低10点取れたらOK
・ステップ3 次は20点、30点、40点と上げていく、そして行動を増やしていければいいのかもな。

きっとエントリーとかそういうので配分も変わってくるので希望業界の選定、転職活動の計画、転職時期決定、求人検索、応募書類、エントリー、面接とかで点数付けたら割と自分のその日の転職活動点が把握できてコンディション調整しやすくなりそう。
0か100かしかじゃなくて間の点数を考えるっていいな。

ちなみに「企画楽しいかも」ということから「企画職」を考えているので企画関連の読書は転職活動点に入れて良いと思う。そのために買ったわけですし。それをきちんと転職活動のジャンルに入れてあげるだけで「(転職活動)なにも出来ていない」と感じたりそれによって「私には価値がない」と考えることは減るのではないかと考えられる。
スッと楽な気持ちになってきたかも…本当に私は「二分法的認知」の思考に包まれているのだなと感じる。

▼企画に関しての記事はこちらから
https://note.com/tachikawa_momomo/n/n8a9b1d745011

二分法的認知を手放して、白と黒の間のグレーと共に生きる

毎日だらだらと過ごしていることにはあまり変わりなかった気がするけれど、でもその中でも二分法的認知で忘れ去られていた「やっていたこと」が発掘できて良かった。

読書してるもんな。家事だってしてるもんな。あと0点の日があったってそれはそれでいいもんな。それぞれを正しく「認めて」あげることで楽になれる気がしました。

「完璧主義」に見合っていない能力値でのギャップにつぶされる毎日だけど、自分の能力値に合ったグレーの点数で少しずつできることを増やしたいと思いました。今まで認めてあげずに消え去った中間の点数が私の中に存在するようになったことで、少しはポジティブな時間を増やせる気がします。
本当に、鈴木裕介先生ありがとうございます。「本当の休み方」の本と言い、私向けの本なのか!?というご本で救われています。

それでは今回は以上です。記事書き始めと書き終わりで全然気分が違うぞ!やった~!!!!!またね~~~~

▼参考文献
メンタルクエスト/大和出版/鈴木裕介著

▼読書中
考具/CCCメディアハウス/加藤昌治著

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