橘 一良

宮城県生まれ 考えたことを綴っています。

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最近の記事

アメリカコーン先物月次価格の見通し9月の結果と10月、11月予測

コーン先物価格について、9月の結果と10月、11月の予測を書いていきます。 本記事は、時系列分析の手法を用いてコーンの価格を予想しています。(毎回言います)。 実際にトウモロコシの先物投資を行う場合には、専門家に相談することをお勧めします。 また、本記事の予測を参考に投資を行った結果について、本ブログの管理人は一切の責任を負いません。 投資を行う場合は、あくまでも自己判断で行ってください。 コーン価格推移以下、シカゴコーン先物、2015年5月から2023年9月までの

    • 日本の食料自給率の変遷をグラフで見る

      日本の食料自給率が低いとよく言われていますが、実際のところどれほど低いのか、そして自給率がどれだけ変化しているのかを実際に見てみましょう。 農林水産省のデータ(平成30年度確定値)をもとにグラフを作ってみましたが、なかなか面白い結果が得られたのではないでしょうか。 作ってみたグラフは以下の四つ。 穀物自給率 主要穀物自給率 供給熱量ベースの総合食料自給率 生産額ベースの総合食料自給率 この4つをもとに、食料自給率について考えてみたいと思います。 穀物自給率の推

      • 農業総産出額の推移からみた日本の食料安全保障

        農業を数字で見る方法がないかと探していて目についたのが「農業総産出額」という統計データです。 数字で農業を見るためには、いろんな言葉を覚えないと何を言っているのか分からなくなりますよね。 「農業総産出額」もその言葉の一つ。 「農業総産出額」とは基本的に、農業における最終生産物の総産出額。 イメージしていた概念と一致でうれしい。 でも条件があって、全国を一つの単位として「最終生産物となる農産物を生産するために再投入される中間生産物」を計上しない純粋な産出額だそうです。

        • グローバリズムとナショナリズムの融合は可能なのか

          グローバリズムは国境という概念を限りなくなくし、いわゆる自由経済圏の形成、そして自由貿易を推し進める思想です。 国境という縛りをなくすことで、個人がより自由に活動できるというのが売りですが、それに対抗する動きが広がってきているも事実です。 それが反グローバリズムの動きであり、ナショナリズムを再興させようという動きが世界各国に広がっていますね。 このグローバリズムとナショナリズムですが、二つが融合する、つまり双方のいいとこどりをすることは可能なのでしょうか。 この記事で

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          【書評】ブレグジットが起きた理由とは?「どこかに続く道―英国政治を形作る新種族」

          ブレグジットが起きた理由とは、いったい何なのかを知りたくて、読んだ本「どこかに続く道――英国政治を形作る新種族」(The Road to Somewhere: The New Tribes Shaping British Politics)。 日本語訳の本が出ていると思って調べたのですが、残念ながらまだないんですね。 この本を読もうと思った理由は、この本で解説されているエ二ウェア族とサムウェア族がブレグジットがなぜ起きたのかという理由と、世界の政治そして経済の現状をかなり

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          国債の意義について考えてみたことのまとめ

          国債とは何か、そして国債を発行することの意義とはいったい何なのかについて考えたことをまとめてみたいと思います。 金融的な意味での国債国債についての金融的な説明は様々な金融機関が説明していますが、その中でも最もわかりやすく正確な説明に近いのがSMBC日興証券の説明ではないでしょうか。 一部を抜粋すると、 つまり、国(政府)が政策に基づいた財源を確保するために発行する債券です。 また財務省のホームページでも国債について解説されていますね。 経済的な意味での国債国債の経済

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          大陸の殺戮の歴史と日本は違う

          大陸の歴史は、殺し殺されることに尽きる。 しかし我が祖国日本は違いのです。 万世一系を保ち、日本人は日本人としてこれまでの歴史を紡いできのです。 しかし今、日本国民は、殺し殺されるという大陸の歴史と怨念に対峙しなければならない時代に生きている。 残念ながら、先の大東亜戦争で我々の先祖が積み上げてくれた遺産はすでに潰えてしまいました。 今の私たちの責務は約2500年続いた歴史ある国を、次の世代に引き継ぐことではないでしょうか? 今国内で言論による戦いが起きている。

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          脱成長と経済的余裕を混同してない?

          なぜか知らんが、脱成長にあこがれる人が多い気がする。 一部の金持ちはそれでもいいかもしれんけど、大多数の人たちはもっと生活の余裕が欲しいと思うんだが。 脱成長と生活の余裕を混同しているのかもしれないけど、生活の余裕は経済成長の延長にしかないんだがね。 自分が想像する、余裕のある生活というと田舎でゆっくり暮らす的な感じ。 しかしそれは、経済力の下支えがあってはじめてできること。 本当に脱成長を目指すなら、極端な話アフガニスタンぐらいの経済レベルを目指すという言っている

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