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未練、さようなら。

希死念慮の飼い慣らし方が上手くなるばかりで、寂しさを放っておいたら痛い目をみた。

希死念慮の飼い慣らし方もうまいわけじゃないけれど、昔よりはよくなった(と思いたい)。

人に迷惑かけないようにストレス発散する方法が、何か分かるようで分からなかった。
自分1人で有意義な時間の過ごし方も分からない。
1人で散歩してみても、筋トレしてみても寂しさには襲われる。

ストレス発散なんて上手にできず、悪夢を毎日見る日々だったなぁ。


でも、最近は自分が誰よりも自分のことを大切にしてあげられる自信に満ちていて楽しい。
誰かにかまってもらわなくても、寂しさを紛らわしてもらわなくても大丈夫。

口寂しくてたばこで誤魔化したりしてたけど、今はあんま吸わなくても大丈夫になってきた。
誰かと電話とかトークして寂しさを紛らわしてたけれど、そんなこともなくなってきた。

前の自分は、誰かに寂しさを埋めて欲しかったんだよなぁ(他力本願だね)。

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今思えば、人との関係も依存のような表面だけしか繋がっていないものばかりだった。

だから、私が寂しいとき・辛い時にかまってもらえたら命を救ってくれた恩人だと思い込み、深く執着をしていた。
手放しちゃいけないんだ、この人がいないと生きていけないなんて。

その命の恩人は、今私のそばにいないけど。

私じゃない誰かのところに行っちゃった。
行ってほしくなくった。
だから「行かないで」って言った。

でも、私の元に帰ってくるって言うから
「待ってるから、早く帰ってきてね」って私はいつまでも待ち続けた。

もう私、待てないよ。

結局、私はひとりぼっちだった。
今更失うものなんてなかったな。何を恐れていたのだろう。
私を大切にしてくれる存在なんていなかったのに、それを失うことばり恐れて私すらいなくなりかけてた。

たしかにあなたは、私の命を救ってくれるきっかけになってくれた。
でも、大切にはしてくれてないよね。
分かっていたけれど、目を逸らしたかったから逸らしてた。
でも、何度も救ってくれたから私は待たなきゃって。

今度こそ、さようならできそうだよ。
この未練から。

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