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織姫と彦星へ

七夕。私はこの日が結構好き。

だって、ロマンチックじゃない。
愛おしく思っている人に年に一度しか会えないなんて。
とか言いたいけど、この日が終わったらまた1年後まで会えないなんて、私だったら寂しくてたまらない。
愛している人に愛されてることは、すごい幸せなこと。
相思相愛の相手がいるだけでも、私からしたら羨ましい。

なんで七夕は、私たちの願いを叶えてって短冊に書くのだろう。小さい頃ながらに思ってた。

私の願いなんて叶えてほしいんじゃない。
ただ、愛している人に、愛されている人に会える世界であってほしい。
彦星と織姫に限らず。

年1でしか会えない彦星と織姫の日に私の願いを言うだなんて烏滸がましいよーー。
2人が会えたなら、幸せならそれで十分よ。


私が最近願っていたことは、生理よ来てくれ。

極度の心配性ってこともあるけど、いつも怖くてたまらなくなる。
毎度後悔させられるし、簡単に身体なんて許すもんじゃないって学ぶ。
酒の力があったら余計に。

お相手くんよ、ここに関しては責任感持っていただきたい。
行為後のこの恐怖を見ないふりはしないでほしい。(簡単に身体許した私も悪いのに図々しくてごめん)
お金も、もしもの時のそんな覚悟もないなら、一時の理性に負けんな。

私も共犯だし、そんな大口たたけないけれども。

一瞬の寂しさを埋めるためにそんなことして、心配になって後悔してる自分が馬鹿ダサくてくだらなくなった。

また、私は成長しました。
好きな人だったとしても簡単に身体なんて許してたまるかよ。

「好きな人に求められるなんて嬉しい」そうやって舞い上がってしまう時もあった。

本当にただ都合のいい、ちょろい女だった。
相手が私と同じ愛を持ってるなんてことなかったよ。
同じ愛だったら、なんて何回夢見たことか。
でも、何回もそんな期待から裏切られた。

そんな虚しい愛も、恋人ごっこも、愛もない行為もいらない。
もう、こんな寂しさになんて負けたくない。

1年前よりかは、強くなれたかな。

今日のこの思いと学びと覚悟は、忘れたくないな。

来年の七夕は、私も愛している人に愛されていたい。
そして、その人を待ち焦がれていたい。

願いを叶えてくれてありがとう、彦星と織姫。
生理が来てほっとした。

あなたたちみたいになれる相手に出会えるように、私これから強くて可愛い女になるね。

良い夜を。また来年会おうね。

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