![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148036384/rectangle_large_type_2_3a675e9c237976bb8d4a159435034dce.jpg?width=1200)
夏を嫌いになれない
休日。
なのに、いつもより余裕を持って早起きをしてしまう。
アラームより目が覚めてしまった。
いつもみたいに嫌に時間に追われることもなく、着々と楽しみな気持ちを抱えて準備をする。
楽しみだけど、少し緊張もする。
お昼ぐらいに大切な人とか会うから。
日が落ちて日中よりも涼しく、暗くなった雰囲気は、何でも本音を言えるような感じが好き。
だけど、冬より日が落ちるまで猶予があるような、あの夏の青とオレンジのグラデーションのかかった雰囲気はもっと好きだったりする。
朝からはじまり、もう夜が来るんだ。
まだ一緒にいられる。
終わりは来てほしくないけれど、まだ一緒にいたい。
そんな本音を引き出してくれるような気がして。
暑くてうざったいけれど、これだから夏は嫌いになれない。
冬が一番好きだったけど、最近は夏が一番になった。
今日、ベランダから空を見上げてそんなことを思い出した。
またこんな日が来てほしいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?