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自分の理想を基準に考える【内向的で生きづらい人へ】

 これまでの記事(末尾関連記事ご参照)で、世間の常識に自分を当てはめないことや、それは悪いことではない理由について書いてきました。

 本稿では、世間の常識に自分を当てはめる代わりに、自分の理想を基準にして自分と向き合うことについて書いていきます。そうすることで、生きづらさが和らぐとともに、自分の生き方に納得感を持つことが期待できます。


 生きづらさの原因は、世間の常識に自分を当てはめることだと書いてきました。それをやめれば、生きづらさは和らぎます。しかし、同時に、何を基準に自分を評価し、どこを目指して生きていけばいいのかが分からなくなってしまいます。つまり、世間の常識には、人々にとっての目標や指針を与えるという面もあることが分かります。

 例えば、ある内向的な人が、コミュニケーション能力が高い方が良いという常識に従って、コミュニケーション能力を磨こうと無理をしてそれに取り組んでいたとします。これをやめれば、生きづらさからは解放されると思いますが、同時に、これから何をすればいいか分からず、途方に暮れてしまうと思います。

 進めべき指針を失った人生というのは虚しいものです。無理に常識に合わせることによる生きづらさとは違ったつらさがあります。

 そこで、自分が理想とする自分の状態を基準にして、それを目指し、自分を評価することをお奨めします

 自分の理想の状態を基準とすれば、世間の常識を基準とすることに比べて納得感があります。常識に無理に合わせようとすることによって生じる生きづらさを感じることもありません。人生を主体的に生きることができ、自分の人生の主導権を取り戻すことができます。

 この理想の状態を基準にする際に注意しなければいけないことが、理想の状態の設定の仕方です。

 理想の状態を、世間の常識に沿うような状態として設定してしまうと、世間の常識に自分を合わせることと同じになってしまい、生きづらさから抜け出すことはできません。

 正しく理想の状態を設定するには、自分と深く向き合って、自分が心の底からこう在りたいと望むことを知る必要があります。

 その方法については、次の記事で書いていきたいと思います。


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