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内向的な人の生きづらさを解消するヒント

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典型的な内向型人間である自分の経験や価値観、考え方を基にして、どうすれば内向的な人が生きづらさを解消できるのかについて書いた記事を納めています。内向的であることが理由で生きづらい… もっと読む
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記事一覧

少しの傲慢さで自分の心を守る【内向的で生きづらい人へ】

 「傲慢さ」というと、どういうイメージを持つでしょうか。恐らく、良いイメージを持つ人はいないと思います。キリスト教では「傲慢」が七つの大罪の一つに挙げられるなど、人が持つ悪い面と認識されていると思います。  今回は、そんな傲慢さを少し用いることで、内向的な人が自分の心を守る考え方を紹介します。内向的な人は、他人からの心ない言葉で簡単に傷付いてしまうことがあります。そんな時に、この考え方を用いることで、心への負担を軽減することができるようになるので、是非とも実践してもらえれば

自分の理想の定め方【内向的で生きづらい人へ】

 今回は、内向的な人へ向けた自分の理想の定め方について書いていきます。これが定まることで、自分が人生において何をすべきなのか、これからどこに進んでいくべきなのかが見えてきます。そして、自分で自分を評価する基準を作ることができます。 1.自分の理想とは何か 本稿で言う自分の理想とは以下のようなものです。 自分が心の底から思う在りたい姿、自分の価値観を表現した状態 自発的に望んでいること 一生を掛けて目指し続けることができる、或いは一生意識して留まり続ける境地  以下の

自分の理想を基準に考える【内向的で生きづらい人へ】

 これまでの記事(末尾関連記事ご参照)で、世間の常識に自分を当てはめないことや、それは悪いことではない理由について書いてきました。  本稿では、世間の常識に自分を当てはめる代わりに、自分の理想を基準にして自分と向き合うことについて書いていきます。そうすることで、生きづらさが和らぐとともに、自分の生き方に納得感を持つことが期待できます。  生きづらさの原因は、世間の常識に自分を当てはめることだと書いてきました。それをやめれば、生きづらさは和らぎます。しかし、同時に、何を基準

世間の常識から外れても罪悪感を抱く必要はない理由【内向的で生きづらい人へ】

 前回の記事での主張を補足する意味で、自分を世間の常識に当てはめず、そこから外れてしまっても罪悪感を抱く必要はない理由について書いていきます。 本稿が、常識に縛られない考え方ができるきっかけになれば幸いです。  自分を世間の常識に当てはめようとされている内向的な人の中には、常識に従うことが正しいと思っている方もいるかもしれません。  確かに、常識とは世の中の多数の人が共有する意見や考え方で、一種の正しさのようなものをもっています。それに従う人も同時に正しいと思えるかも

自分を世間の常識に当てはめない【内向的で生きづらい人へ】

 noteを始めて3か月半、他の方の記事を読んでいると、様々な理由で生きづらさを感じている方がいることに気付きました。特によく目についたのが、16personalities診断がINFJの方の記事でした。  私も、16personalitiesはINFJ、ストレングスファインダーでは「内省」、「慎重さ」、「親密性」などが上位に来る典型的な内向的人間です。  私も内向的であることが原因で、生きづらさを常に抱えながら生きてきました。しかし、どうすればこの生きづらさを和らげられる