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水曜どうでしょうの凄み

久々に水曜どうでしょうの新作(2019年)を見ました。おなじみ、大泉洋さんの出世作バラエティ。相変わらず面白いなー、どんなに迷走しようとも必ず面白い。名物ディレクターの藤村さんパワーだと思うけど、もの凄い熱量の愛が根底にある。

2007年頃、色々重なってうつ病になって、8ヶ月間会社に行けなかったのですが、その時の私を救ってくれたのは、どうでしょうでした。
当時のうつ病仲間に薦められてdvd借りて、はじめにカナダのユーコン川下りのシリーズを見てハマって、カブでベトナム縦断のシリーズを見て、完全に藩士になりました。今のままでいいんだ、不完全な形でも人は既に完成してるんだと力をもらいました。
当時、外にも出れず、人にも会えず、ただただ家の中に縮こまり、この世で一番出来の悪い自分という自己イメージを抱えてた私に、これでもかこれでもかと失敗して、それをも笑いと力に変えて前に進む姿がどんなにありがたかったか。涙が出るほどでした。
うつ病が改善した何%、何十%はどうでしょうのおかげです。ありがたや。存在してくれて、ありがたや。病気が落ち着いた時、聖地巡りして、手を合わせてお礼を言ったのも思い出。

大泉さんは今や紅白の司会まで務めた国民のスターですが、未だに隣のお兄ちゃん的存在を維持し続けているのはこの番組の功績ですね。人間が生きる姿がここにある。
どこで活躍しても応援し続けます!一生どうでしょうします!

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