![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72035136/rectangle_large_type_2_7af4bc64c12f28067f3869875ed20892.jpeg?width=1200)
椅子に座って体を引き締める運動(ハムストリングス編)
大腿四頭筋を鍛える運動
次に、大腿四頭筋を鍛える運動を紹介します。
大腿四頭筋とは、太ももの前の筋肉です。
![YouTube写真 keynoteを開く 8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71740559/picture_pc_5ae8d999a3cf9dff738421a28adaddd1.png)
脚の筋肉のうちで衰えやすい筋肉でもあります。
この筋肉は、歩くだけではあまり使われず、階段や坂を登ったりしなければ身につきません。
臨床の経験から、大腿四頭筋が弱くなっている人は元気がありません。
もし「最近元気が出ないな」と思っているとしたら、大腿四頭筋を鍛える運動を行なってみるといいでしょう。
あと、この運動には、もう一つの目的があります。
それは、拮抗筋であるハムストリングスをストレッチする効果です。
![YouTube写真 keynoteを開く 9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71740582/picture_pc_7e71ce47829a8d1641de5b5a9a506651.png)
ハムストリングスは、歩く動作でメインに働く筋肉で、とても重要な筋肉です。
そのため、過度に使われることで筋肉が過緊張状態になり、硬くなりやすい筋肉でもあります。
ハムストリングスが硬くなってしまうと骨格の構造上、猫背になりやすくなります。
ハムストリングには骨盤を後傾させる働きがあり、そのことで胸郭が前に倒れ、猫背の姿勢になってしまいます。
この大腿四頭筋を鍛える運動を行うことで、ハムストリングスの過緊張を解き、骨盤の後傾を改善することができます。
では、この運動の方法について述べていきます。
椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばした状態で膝を伸ばし5秒間維持します。
これを左右交互に10回を1セットとして、最低一日3セット行います。
この運動は、「相反抑制」という筋肉の性質を利用します。
前回の腸腰筋を鍛える運動と今回の大腿四頭筋を鍛える運動をセットで行えば、効果も倍増します。
地味な運動ですが、継続して行えば3ヶ月ほどで目に見えた効果を実感することができると思います。
是非ともお試しください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?