粉と戯れたGW① トリノ・グリッシーニ
グリッシーニ"Grissini"
休日にグリッシーニを焼く
2022年GWは、2日連続で夫関係のお客様がいらして家飲みからのスタート。
イタリアに住んでいた事がある程イタリア好きとの事でメニューをイタリアンにして、とりあえずのおつまみに最高なグリッシーニ、食事のパンとしてのフォカッチャを焼く事からスタート!
まずはフォカッチャを仕込み、一次発酵が終わる頃にグリッシーニを仕込む。
そうするとグリッシーニは二次発酵が無いので、オーブンの予熱が一回で効率よく焼ける計算。
発酵時間に食事の仕込みをする。
途中、昼寝をしなければ完璧な計算だったのにな。
まぁ、休日なんだからしょうがない。
天気の悪い休日にのんびりパン焼きも良いでは無いか。
秘密のグリッシーニ
グリッシーニと言えば北イタリアの都市トリノの名物パンであるが、私が感動したのはバローロの町の適当に入ったエノテカ兼軽食の店。
お約束の様に籠に入ったパンとグリッシーニが出てきたのだが、それが絶品。
お土産用に大量買いした袋に材料の記載があったが、粉、イースト、オリーブ油、塩くらい。
バターの様に濃厚な風味があり、ほんのりパイ感があった。気がする。
夫は特に気に入って、おかわりをした上に大袋を2つも買い、残りの旅行中も暇あればリスの様にポリポリしていた。
家に戻り、既存のレシピよりオリーブ油の量を少し増やしてみたり、少しお高めのオリーブ油を使ってみたりしたが、当たり前だが何か違う。
それから大分経ってバローロの街に行く機会があったが、街の雰囲気が変わっており、その店は無くなっていた。
何であんなに美味しかったのだろう。
秘密は明かされないままである。
天板一枚分のグリッシーニのための材料
インスタントドライイースト 1g
蜂蜜 3g
水 90g
フランスパン用粉 150g
塩 1g
オリーブ油 10g
◇オリーブ油 少々
◇セモリナ粉 適宜
作り方
◇以外の材料を混ぜ、よく捏ねたら厚さ5mmの楕円形に伸ばす。油、粉の順で全体に◇を塗し乾燥しないようにして40分寝かす。
1cm幅に切り分け、端と端を摘み伸ばす。
210℃のオーブンで10分焼く。
ピエモンテでのワインに関した写真達
バローロには2回行ったはずだが、写真が殆ど無い。
それも思い出だろう。
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