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パレットかガレットか ブルターニュ・パレット
パレットPaletsとガレットGarettes
どちらも薄くて丸いものを指すそうですが、パレットはガレットの倍くらいの厚さでホロホロとした仕上がり。ガレットは薄い分サクサクッと固めな仕上がりです。
ここで、お菓子好きな方は気付いた(又は、とっくに知ってた)かもしれませんが、実は日本だとほぼ逆のイメージがあるんです。パレットが薄くてガレットが厚い。
また、ガレットと言えば同じブルターニュでも蕎麦粉のクレープが印象深いと思いますが、他にもサブレやじゃが芋のお料理にも使われていてやっぱり円盤状のものを指すことが多いです。
何故、こんな風に伝わったのかは分かりませんが、フランスで言うパレットの作り方です。
ブルターニュ風パレット"palets Bretonnes"の作り方
バターに粉砂糖、卵黄、アーモンドパウダー、薄力粉と塩の順に加えてその都度混ぜる。ラップでくるみ冷蔵庫で冷やしたら厚さ1cmに伸ばして丸くくり抜く。艶出し用の牛乳を塗り170℃のオーブンで20分焼く。
※ バターたっぷりの生地なので泣き崩れやすい生地です。念の為、丸くくり抜いた後型に入れましょう。
写真のはパレットの箱。くり抜いた生地より一回り大きめにホッチキスでパチンして中にオーブンシートを入れました。焼き上っても可愛いと言う自己満♡
材料
バター 50g
粉砂糖 30g
卵黄 1個
アーモンドパウダー 20g
薄力粉 50g
粗塩 ひとつまみ
艶出し用牛乳 適宜
ブルターニュ地方サン-マロの城壁
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サン=マロはパリから1本で行けて、城壁に囲まれた小さな旧市街は駅から歩いて10分も掛かりません。
蕎麦粉のクレープのガレットGarette(因みに、題名にあるお菓子のガレットが先だそうです)や名産のバターやそれを使ったお菓子なんかでも有名な美味しい街!
駅から城壁を潜る前にも海がありヨットなんか停まっちゃってたりして、城壁の向こうも海だし、本当に海に囲まれた街って感じです。
今考えれば、イギリスや北欧など海からの侵略者から守るための強固な城壁だったのでしょう。のどかな風景の中、未だに古い大砲も残っていました。
城壁内の旧市街
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