私がもう一度TABIPPO スタッフをはじめたのはね

2018年10月5日 22:18

〝TABIPPO 名古屋支部後期キックオフMTG〟

実は今年も後期からスタッフをすることになりました。
あんなにもう二度とやらんって言ってたのに、
またこの場所に戻ってきた理由。それは

《TABIPPOへのリベンジ》

2年前の冬、大学1年生。
誘われてなんとなく行ったバックパックフェスタで

〝心が震えた〟

400人で満席の会場。
旅好きの集まりというワクワク感と高揚感。
会場の熱気。沢山のブースに、
ロビーに溢れる人の群れ。
手の込んだ装飾や、大掛かりな舞台コンテンツ。
バックパックなる変なカバン１つで、
世界を渡り歩いてきたゲストの方たち。
自分の夢をあつく強く訴えるdreamプレゼンター。
そして何より、いきいきしてるスタッフの笑顔。

〝自分のまったく知らない世界の人たちが、そこには集っていた〟

大学生の力でこんな大きなイベントを運営することができるんだ！！
全力でやりきる夢中になれることがしたい！！

それで、去年私はたびっぽのスタッフになった

熱い仲間と人生で1番熱い一年になる
期待しかなかった

けど、現実は違った

・MTGに人がこない
・代表は途中で辞退する
・返事が返ってこない
何をやってるのかわからなくて
ほとんどの人が辞めていった。
集客も送客も全都市の中でいつもドベだった。
去年の実情をしる過去スタッフ他都市スタッフは
口を揃えてみんな言う。
去年の名古屋はやばかったね。ほんと悲惨だった

みんなは悔しくないの？
なんでスタッフやってるの？
やりたいから入ったんじゃないの？
なんで自分から動こうとしないの？？

全然わかんなかった。

状況はどんどん悪くなって、
私にどうすることもできなかった。
それも悔しかった。自分が情けなかった。
こんな思いをしたくてスタッフ始めたわけじゃないって何度も思った。けど、ここでやめたら逃げになる。手探りで頑張ってきた月日を無駄にしたくなかった。

私は代表でも副代表でも統括でもリーダーでもない、ただのスタッフだった。けど、TABIPPO に対する思いは誰にも負けないくらいあった。だからこそ
理想と現実の差がやりきれなくて悔しくて虚しくて、いっぱい泣いた。
1人、夜、布団の中でめちゃめちゃ泣いた。

一人で頑張るのに疲れた。失敗は一人で抱えた。
成功も分かち合う仲間がいなければ
なんの達成感もなかった。苦しかった。限界だった。

そして12月。私はTABIPPO をやめた

思えばこれが、人生ではじめての挫折かもしれない。
手も足もでないってこういうことなんだって。
最初は辞めてせいせいしたと思った。
けど、もやもやは残り続け、後悔しかなかった。
でも、あんなつらい思いをするなら、
もう二度とTABIPPOスタッフしない。
そう思ってた。

けど、やっぱり

私はTABIPPOが好きすぎた

世界一周中にたまたま出会った5人で作った
「若者が旅する文化をつくる会社」とか
まじで変態やろ。そんなの他にない。素敵すぎる

きついタスクも集客も、別にそれ自体が嫌になって辞めたんじゃない。仲間がほしかったんだ。
一緒に頑張る仲間が。励ましあって、支え合って、喜びあって、嬉し涙を流す熱い仲間が。だから他都市の様子を見て羨ましかった。本気で東京か大阪の大学にしとけばよかったって思った。

どうやら私はこりない性格らしい

あんなにつらい思いもしたのに、それでもやっぱりTABIPPOという変な会社が好きなんだ。
旅に魅せられてTABIPPO に引き寄せられた、
全国の旅好き変態達が大好きなんだ。
たびっぽに対して未練タラタラやった。

そして今年の夏。高橋歩さんのキャンプで、
今年の名古屋スタッフ4人にあった。
後期からスタッフやらんかって誘われた。
まんまと口説かれた。
でも、ほんとは、
もう一度始める口実が欲しかっただけなんだと思う。けど、その状態の私の背中を押してくれた4人に感謝してる。そして、うちを誘ってよかったって思ってもらえるように全力でコミットしていく