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名門大洋フェリー 新船「フェリーふくおか」乗車記【大阪~新門司】

先日、大阪・神戸発のフェリーについて紹介しました。

今回は、大阪南港から、北九州・新門司港(福岡)を結んでいる、名門大洋フェリーを使って、新門司港まで向かいます。

何故、選んだかというと、名門大洋フェリーでは、新船を導入したばかりで、その新船の「フェリーふくおか」に乗ってみようと思ったからです。

大阪側の乗り場はどこ?

大阪南港のフェリー乗り場は2か所あります。
名門大洋フェリーが新門司まで便を出しているのが、ニュートラムの「フェリーターミナル駅」近くのフェリー乗り場です。

1日2便・新門司港まで運航しています。
遅い方の19:50発の便(2便)であれば、仕事後に乗れる方も多いでしょう。また、新しい船で運航しているのが2便になります。

フェリーターミナル近くには、コンビニが2件ほどありますので、船内の食事を持ち込む方はここで用意してもいいかと思います。

乗船前に

フェリーターミナルの1階の窓口です。
オンライン予約で決済が済んでいる方は、ここで検温するだけです。
支払いなどが必要な方は窓口で手続きが必要です。

オンライン予約が済んでる方は、Web予約の確認画面にあるQRコードを乗り場でチェックしてもらえればそのまま船に乗れます。
遅い方の2便であれば19時には船に乗れますので、さっさと乗り込んでもいいかと思います。

食事・レストラン

夕食
朝食

船内にレストランがあって、「フェリーふくおか」の場合、夕食・朝食ともバイキング形式になります。

通常であれば、夕食が大人1650円、朝食が大人750円です。
GW前までであれば、セットで1500円という破格で食べられます。

夕食に関しては、出航前にも食べられますので、早めに船内に入ったのも、それが理由です。

値段考えるとありなのですが、バイキングの動線が悪く、食べられるまでにかなり時間がかかった印象です。

食べ物を持ち込むという選択肢もあります。個人的にはこっちの方が気楽だと思ってます。

船内の売店にも、カップ麺やパン、つまみならあります。ただ、乗船前に食べ物を買っておいた方が無難だとは思います。

船内の設備

大浴場

船内に大浴場があって、24時までと、朝6時から入れます。前より広さがあって、快適だったように思います。

何ヵ所かに座ってくつろげるスペースもありますので、軽くお酒でも飲みながら景色を楽しむのもいいと思います。

ツーリストBの寝室

フェリーでも、新造の船は個室が主流になってきています。
「フェリーふくおか」には、雑魚寝の大部屋はありません。一番お手頃なものでも、ドミトリー式のベッド(ツーリストB)になります。

個人スペースに、荷物を置く棚もできていて、個人的にはありがたいです。

ネット環境に関しては、致し方ないですが、電波の届かないところです。
無料wifiもありますが時間制限があります。どうしてもネットが必要であれば、ロビーに出た方がいいです。

景色

明石海峡大橋
瀬戸内海の朝日

デッキに出ることもできて、2便であれば明石海峡大橋がほどよい時間に見られます。
明石海峡大橋近くに来ると、船内にアナウンスもされます。

2便なら、天気が良ければ見事な朝日も見られます。

船上は風が強く少し寒いので、この時期は羽織れるものを用意した方がいいです。
そして、荷物を飛ばされないようご注意を。


8:30 新門司港到着

12時間半ほどかけて、北九州の新門司港に到着です。

門司港レトロの辺りにフェリーターミナルがある訳ではありません。
間違えて門司港レトロのある、門司港駅に来てしまったという話をたまに聞きます。が、車で30分ほど必要で、車でもない限り新門司港に来るのは大変です。

JR門司駅・小倉駅まで無料バスが、新門司港到着後に手配されています。予約時にバスに乗るのかどうか聞かれますので、必要な方は、申告してください。

乗り遅れると、自力で市内に行かないといけません。下船のアナウンスがあったら速やかに建物前のバスに乗るようにしましょう。

9:30 小倉駅着

小倉駅に着いたのは、9時半頃。
新大阪から新幹線で7時に出れば、着ける時間ではあります。

ただ、その場合は、相当早起きしないといけません。朝多少ゆっくりできて、船内で楽しめると考えたら、メリットがあるかと思います。

よかったら、フェリーの旅を楽しんでみてはいかがでしょう。

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