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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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#恋愛

[Higher than the sky]

しゃがれ声でも 叫びあげたい 君の名前を 求めてやまないと 君よりほかに報せたい 代わりに届けよう 見たこともない Higher than the sky 密やかに触れていて 雨垂れが巡りゆくように 同じ哀しみを持つ人よ 君よ 不躾な憧れを どうか赦してほしい 君の目に映るとき 淡い光を交わしたくて 送る 魅せられず散るのなら 一度きりで構わない 紙飛行機が滑るよ 自ずとならば墜ちるだけ 足元にも 辿り着かないまま しゃがれ声でも 叫びあげたい 君の名前を 求めている

[消すしかないもの]

ねぇ あなたの言葉で 背ナは何度だって折れた 折れた音を聞いたら 怯えた顔をするくせに ねぇ あたし時々ね 手と手を空っぽにするの 寂しさが嬉しいの べに色を膨らませたような風船は 針を刺した刹那 始まって終わるのに 曇りないあなたの瞳に取り憑かれたら 十字架が手招きをする 軽率な気まぐれが欲しいとか そんなことない えぇ だって ふたり 水音がスローモーション 優しく すべりそうな身体をあずけたら 何よりも守られていたよ ねぇ あなたの言葉で 幸せで何度でも埋めつくし

[秋の夜長]

星空の近さはきっと 秋の風が宥めすかした 天球の泣き跡 いちばん綺麗な思い出も 葉っぱを剥がしてしまうから 天球に映して そのまま消してしまうほどに 満天の夏を 琥珀に染めたら 秋風に流して 二人寝の近さをずっと 秋の夜長 絡めてほら 天蓋に隠して 他の誰にも見えないように 夏雲みたいに過ぎないように 季節はいつも 後ろ姿を追ってしまう それすらも肥沃な 星空の魔力だ 抱かれていても 気づけなかった夏の色 移り果てて行けど 風吹けば確かなことは 甘美な琥珀色 人知れ

[プロポーズ]

いつもの言葉を いま初めて怖がらずに言うよ 本物の運命の前じゃ そんな臆病 必要ないんだね 愛してるの重さはきっと 人生を抱き寄せる僕らのサイン とっておくのもいいけれど とっておきをいつだってあげよう だからきみの頬をイタズラに 両手の指で触れて呟くよ my honey, I'll always be with you 馬鹿笑いも愛撫も ごちゃ交ぜな幸せを いつものことだね お互いの不安が不安を呼ぶ 今日もまた 魔法を掛け合えば そんな臆病 必要ないのにさ だから

[サテンでソーダ]

真夏が明けたら サテンでソーダ飲もうよ アイス付きだとなおさら 二人占めしようよ 恋に落ちた日のような ポップ 甘美 爽やか 何月なんていいから ただ君が欲しいな 真夏が明けたら サテンでソーダ飲もうよ 季節外れだとなおさら 二人占めしようよ 恋が実った日から 言葉は時計の代わり 何日なんていいから ただ君を数えてる 朝を分かち合うのは ベッドじゃなくてもいいさ 違う日の出二つを 二人占めしようよ 君は誤魔化すけど その時を覚えている? 電話口 笑い合うごと 君は何

[ふたり時計]

蝉の声 秒刻みが 会えない僕らを 焦らすよう お日様 沈めば静寂が 少し電話してもいい? 右手に文明の利器 早まる鼓動で呼び出し 左手で君を抱き 夜空を飛び越えよう あべこべ 地球が回っても 僕らだけの時計 ネジを巻こう 仔牛の物語を紡いだり おどけて歌を 歌ってね 凹凸パズル 嵌ったなら ベッドは神話に変わるけど 始まりの前夜祭 それもいいじゃない? 右手に文明の利器 数え合った 瞬き 左手で君を抱き 隣より近い場所に行こう 君の声 秒刻みが 僕の情動を 焦らすよ

[おとめ座の君へ]

今夜は君を想いながら 丘の上で星座を数えてた 雲に隠れているときだって ちゃんと見つめていたいから ふたつの星座を見つけたら ひとつき隣の君と僕 たとえ遠くにいるときだって ほんとは寄り添っているのさ 真夜中 街の隅っこで 瑞星 輝くように 受話器を置いても僕ら 夢の中 きっと会える お月様が光を増せば 君との一日もほら 輝石みたいだ 同じ宇宙の下 同じ明日が待っていますように 今夜も君へ歌いながら 丘の上で星座を数えてた 夜の空は暗くて遠くて 時々 途方に暮れるけど

[Real Summer]

in my DREAM LAND 気の長い太陽が 沈むまで考えてた この頃の胸騒ぎの意味は 6月が持て余した 紫陽花の束と suburbian days 真夏の手招きはすぐそこ 灼熱がエナジー 飛び込めばイイ 立ち上る蒸気すら 二人の高まりのメタファー go on to our REAL SUMMER 海辺直通の電車に揺られて leavin' my DREAM LAND 本物の夏へ行こう カラクリに塞がれた 幾千通りものロッタリー 二人の願いが引き寄せたのなら 素直な

[水無月]

水無月は 欠伸の後の余り声 伝う雫が葉っぱ叩いた 木霊みたいに心つまびく 紫陽花を ふわり香らす白雨に 傘を忘れて滴りながら 水玉の目をした君を見た 初めて精一杯の恋を 君は笑わないでいてくれた 夕立に身を任せる樋のように 直線を描く 揺らぎをただ見てる 水無月は 欠伸の後の はみ出し声の仄かな香り 昨日と変わらない今日の笑顔が 鼓動を酷く揺さぶるんだ 気まぐれ 花陰 雨宿る 君は蜂のように 羽音を鳴らす 空の灰色 ため息をつく 僕を引き寄せる 安らぎ色 ふと色めく

[ヒトメ・ヒトユメ]

一度切り取った瞬き 今拓いて未来はざわめき 目を逸らしてみたつもりが 地球のピントを狂わせる どんな娼婦の身体より 淫らな気がする その瞳 飛び込みたくなって 我に返って 書き止め スペル間違える 小手調べの調べ気まぐれ 世界初 これが一目惚れ 口先 先走る魅惑で 期待外れはヨシてくれ 不器用で気障な台詞に 手応えなんてまるで無い 路地裏 逃げ込むネコみたいに 地球のヒントを眩ませる そんな日の今日この頃に 気怠いばかりの俺なのさ 爛れたサガも赦してよ 右と左つぶらな

[Curl Cloud Big Crunch]

無理くりなウインクに潜り込んだ絡繰は 時に擦り切れた僕ら 歯車のターミナル あの頃 望んだ覚えもないな 同じ雨に打たれた傘が恋だった 目をそらして初めて目に入ったカフェテリア 古びたガラスに霞んだ君と僕の現在 物語を壊しちゃおうよ 思い出が幻を見せない この場所で Suburbia Dreamers 丘の向こう側 モノレールが昇ってくるわ 螺旋の階段の先は 過去の形をした筋雲の彼方 ジリジリと蒸発する身体 叫びたくなるよ 塞いで このまま息が止まったっていい 君と僕のまま

[アンブレラ・デイドリーム]

小洒落たストリートを ふと思い出す この街の並木道で そっと傘をさす さわやかな そよ風があなたから 囁いた空想のメロディ そんなリアリティ あなたのお気に入りの 傘の持ち手には 不思議で素敵な ジュークボックスが 旋律は 風向きとあなた次第ね 聞こえる空想のメロディ ただ隣を歩くだけで アンブレラ・デイドリーム その音は アンブレラ・デイドリーム リアリティ 幸せの形が 見える気がするような あなたとわたしを 繋ぐリアリティ 並木の色を数えて ふと木枯らしが この街の

[オミナエシ]

二人潜った川の深さ 冷たさが今、身に沁みる 同じ震えに戸惑う 唇塞いで慰めて 二人過ごした夜をこんなに 辛く思ったことはない 遅い夜明けの仄暗い光 正直の世界との隔たり 見慣れた幼い瞳に 娼婦の花が咲いたとき あなたとの日々、記憶の意味を 塗り替える音色が響く 甘美は鼓膜をそっとくすぐり 後戻りの蜘蛛の糸解いてく そんな残酷なリアリティ 二人こんなにも求め合って 許されていた「もしも話」は 言葉にしたら求めてしまうから 唇塞いで慰めて 二人、体を寄せて埋めて 凍える世

[Instant Knight]

使い腐れに腐れた言葉で 棘付きのハート包みこむ 別にお前を守るためじゃない 傷つけちゃバレるから あるいは付き合いも長いし お前の体は全部 思いやりと思ってるんだろ 頭に叩き込んだだけさ 週に一度簡単な仕事さ 楽なもんだね 一張羅の外見もハダければ ただ孤独な善がり合い Instant Knight 日毎板につく 手癖のその裏の Nihilic Night 不釣り合いな報酬は 体で貰うだけ 使い腐れに腐れた言葉も 初めのうちはと言えば 別にお前を騙したわけじゃない 傷