旅の混雑を逆回りで回避!箱根旅行の賢い楽しみ方
旅はお好きですか?旅好きが集うオンラインサロンTABIFLEEEEEK(たびふりーく)管理人Kuniです。
日本各地、世界中を旅されているメンバーさんのタビサキのストーリーを記事で紹介いたします。
みんな旅してますね!そして日本へ訪れる外国の方もたくさんいらっしゃいますよね。どこへ行っても人気観光地は人・人・人・・・人疲れしてしまって十分に楽しめなかったという方も少なくないのではないでしょうか。ということで、今回は人気観光地の代表格である"箱根"の混雑を避けて楽しんできたよ〜!ということでシェアいただいたのでご紹介させていただきます。
今回ルートを教えてくれたのはメンバーのAさん。わかりやすーく、色々詳しく解説されている動画がとっても勉強にもなるのでぜひチェックしてみてくださいね( ´∀`)。
箱根ゴールデンコースについて
まず初めに王道ルートをご紹介しておきます。箱根観光する!となるとまず聞くのがゴールデンコースではないでしょうか。箱根ロープウェイ全線開業に伴い生まれたゴールデンコース、調べてみると60年もの歴史があるのですね。登山鉄道・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスと乗り物に乗るだけでもめちゃくちゃ楽しい!完璧に考えらえたルートというのがわかります。しかし観光客が溢れかえっている今は、なかなかスムーズにはいきません!ということで解消できる逆回りコースを紹介していきます。
7:20 小田急ロマンスカー(箱根21号) 新宿〜箱根湯本
早速ロマンスカーで箱根へ向かいます。高層ビル群を抜け、多摩川を越え、秦野あたりで(先頭車両限定ですが)目の前に富士山を望むことができました。新松田駅付近では右手に富士山、小田原駅では左手に小田原城をご覧いただけます〜座席を予約する際のヒントにしてみてください。
さて、ここからが逆回りスタートです。箱根湯本から登山鉄道に乗り換え、強羅に向かう方が大半ですが、今回は改札を出て駅前にある(箱根町港行き)登山バスに乗って元箱根へ向かいます。
*箱根観光の前に箱根フリーパスを購入することをおすすめします。
箱根登山バス 箱根湯本〜元箱根港
箱根駅伝5区の名所であった"函嶺洞門"(現在は通行止めになっており、国の重要文化財。中国王宮風のデザインで、見るだけでも価値ありです。)を左手に眺めながら山道を走っていきます。
箱根海賊船 元箱根港〜桃源台港
元箱根港に到着。箱根神社第一鳥居、奥には二子山、そしてSNSでも話題の箱根神社 平和の鳥居がお出迎え。ここから海賊船で芦ノ湖を観光します。
現在は「クイーン芦ノ湖」・「ロワイヤルⅡ」・「ビクトリー」の3隻が運航していますが、今回乗船するのはビクトリー号。追加代金はかかりますが、混雑を避けるためにはVIP(特別船室)、かなり価値がありますので今回もこちらをセレクト。
*3隻の違いはこちらをご覧ください。
芦ノ湖にはスワンボート漕ぎ、釣り(ニジマスやトラウトを釣ることができるそうです)をされている方も多かったです。
今回は逆回り・特別船室なので座席も余りがあるほどゆったり。そしてここでのポイントは、デッキへすぐ出ないこと。乗船してすぐデッキに行かれる方が多いので非常に混雑します。混雑を避けるにはまず船内から景色を堪能し、到着間際にデッキに行かれると比較的空いていておすすめです。
桃源台ビューレストラン
桃源台港に到着。芦ノ湖を行き交う船を眺めながらお食事をいただけるスポットである桃源台ビューレストランは結構おすすめ。通常のお食事は11:00から提供されるので、ガッツリ食べたいという方は時間もチェックして行かれると良いかと思います。そして桃源台駅はエヴァンゲリオン関係の装飾もあるのでお好きな方は撮影も楽しめますね。
箱根ロープウェイ 桃源台〜大涌谷
約1分間隔で運行されているゴンドラに乗り込みます。進行方向右側の眼下には芦ノ湖、左側には富士山を眺めることができます。途中姥子駅(今回の逆回りの場合、ここで降りないようご注意ください。)を過ぎると、右手に大涌谷が見えてきます。硫黄や噴煙を上空から楽しんでください。
大涌谷 駅食堂
大涌谷到着。ちょうどランチ時なので、駅食堂で足柄牛のメンチカツ定食をオーダー。食堂からは大涌谷の噴煙も眺めることができるのでお天気の良い日は窓側席がおすすめです。
大涌谷は天候によって噴煙のあがる量などに差があります。(視界が悪くて何も見えないタイミングもありますね・・。)硫黄の黄色、煙、そして硫化水素の匂いもしてきてちょっとした異世界感があります。
そして大涌谷の裏側にくると、こんなに美しい富士山を眺めることができるんです。(これは知らない方も多い?!秘密スポットです)
箱根ロープウェイ 大涌谷〜早雲山
大涌谷を堪能し、再び地上へ戻ります。今回の待ち時間は5分程度で済みました。ロープウェイから噴煙口がよく見えるのですが、噴煙が多い日の夕方に行くと幻想的な雰囲気が漂い、より美しい景色が眺められます。
早雲山駅到着、ここには無料の展望テラスと足湯がありますのでぜひ立ち寄ってみてください。
箱根登山ケーブルカー 早雲山〜強羅
続いては登山ケーブルカーに乗り強羅へ向かいます。進行方向逆の端に乗ると、ケーブルカーが降りている様子がよく見えておすすめです!ケーブルカーは傾斜に沿った斜めの形状をしているのでホームも斜め。どうやって引っ張ってるの、すれ違うの、色々疑問が湧いてきて非常に面白いです。
箱根登山電車 強羅〜箱根湯本
箱根彫刻の森美術館を車窓から眺めながら山の中に入っていきます。急勾配と急カーブが見どころの箱根登山鉄道!乗り物というより遊園地のアトラクションのようです。
そしてもう1つの見どころは"スイッチバック"。高い山を登るために切り返しながら登る方法です。GoogleMapを見てみると動いているルートがわかってまた面白いですよ〜。
箱根湯本を観光
箱根湯本に到着。どのポイントでも通常のゴールデンコース側は大行列でしたがこちらのルートはサクサク待ちなしで快適に戻ってくることができました。箱根はエヴァンゲリオンの舞台なので、お好きな方にとっては聖地ですね。
17:17 小田急ロマンスカー(臨時特急) 箱根湯本〜新宿
名残惜しいですが、日が沈んでしまうと車窓からの景色も楽しめないので、この時間帯に折り返すのも結構おすすめです。駅弁を買ってロマンスカーに乗り込みます。夕日に照らされたシルエット富士・川音川・多摩川を眺め、小田原名物の駅弁に舌鼓を打ちながら帰路につきます。
まとめ
旅の混雑を逆回りで回避!箱根旅行の賢い楽しみ方 お楽しみいただけましたでしょうか。お気づきですよね、箱根ゴールデンルート(逆回りも)は乗り物を楽しむんです。(解釈あってますか!?) 混んでいたら折角の旅が堪能できないんです。箱根には何度も訪れていますが、逆回りがこんなにスムーズだとは予想以上で、真似したくなりました。日帰りでまだ真っ暗になる前に東京に帰ってこられるのも最高ですね。明日にでも行っちゃおうかな・・旅に行きたくうずうずしてきました。次はどんな旅をされるのか、またお話聞かせてください。
ここまで書いて気づきました、本家も逆回りを推奨してる!!爆。
推奨したらまた混んじゃうじゃん・・・( ゚д゚)と思いつつ・・行くなら今。まだそこまで知られてないうちにサクッと箱根旅しちゃいましょう。
前回オフ会で訪れた箱根旅のレポもまた違う切り口なのでご覧ください。
今後もたくさんのみんなのタビサキを紹介させていただきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?