【2022年 南アフリカ里帰り⑦】家庭料理ボブーティ

南アフリカの有名な食べ物は？と聞くと

必ず『ブラーイ！（南アフリカBBQ)』と答えるのですが、

結局普通のバーベキューなんですよね笑。（ソーセージは南アフリカのスペシャルレシピだけど）ちなみにゲームミートとはサファリなどでとれるお肉を指します。サファリ周辺地域ではよく食べられているようですが、ケープタウンでは食べる機会が少なくダチョウなどがよく食べられます。

南アフリカで食べる料理

パンやパイ、パスタやピザ、、など美味しいものは沢山ありますが、これらは他の国の食べ物で、南アフリカオリジナル！というものは見つけるのが難しいです。。

近所にあった南アフリカの定食屋さんの朝食。BBQでグリルされたソーセージ『ヴォス』とほうれん草のクリーム煮がおいしくて気に入っていました！

ヨーロッパの食べ物だけれど、パイはクランチーでとてもおいしい！

　南アフリカはイタリアからの移民も多く、おいしいパスタが食べられる！

スーパーで売られているお弁当。基本肉が多い。

マレー系のスパイスカレー！これは南アフリカ料理の代表料理だ！

カレーと行ってもお店によって入っているものが違うのですが、こちらはブロックの牛肉がとろとろに煮込まれていて、スパイスががっつりはいっていてかなり辛くておいしかった♪♪

周りの人に聞いてみたところ、『ボブーティ』という食べ物なら南アフリカを代表する食べ物かもー！という回答が返ってきました！

ということで、今回は義姉にお願いしてボブーティを作ってもらいます！(^^)/

南アフリカ料理本

義姉の家で見つけた南アフリカ料理本。すべてアフリカーンスで書かれていて大変興味深い。オランダ語がわかる人はなんとなく理解できるだろう。

Kook: Cook
En: And
Geniet: Enjoy
楽しいクッキング。という意味。

本には南アフリカの代表料理がいくつも載っていて、今まで食べたことのない料理がいっぱい!

チャーシューみたいな料理。挽き肉みたいなのを中につめている。

フランス家庭料理にも魚のパイ包みがある。これは一体何で包んでいるのだろうか？
レモンが多いいのもフランス料理っぽい。

ボブーティ

さて今回作っていただく南アフリカの家庭料理はこちら！(^^)/
レシピを覚えるため、義姉に張り付いて写真を撮りました。（邪魔しかしてない笑）

ボブーティはマレー語でスパイスの意味『Bumbu』からとって『Bobotie』になったそうです。ケープタウンにはマレー系の人が多く住んでいるため、ボブーティの他にもマレー系のスパイスカレーなどスパイスを使った料理がたくさんあります。

材料

ターメリック、シナモン、カレーミックススパイス、チャットニーなどスパイスが並びます。

ひき肉と玉ねぎを炒めます。

スパイスを入れさらに炒めます。

別の容器に卵とスパイス、砂糖を混ぜ合わせます。

炒めたひき肉と混ぜ合わせオーブンに入れます。

しばらく焼いたら一度取り出し、甘くしたミルクを流し入れます。

オーブンで焼いているあいだに、ターメリックを混ぜたご飯を炊きます。（細長い米でも、スティッキーライスでもなんでもOK）

試食

ボブーティの出来上がり！ふわっと香るシナモン！
表面はコンガリ焼けていて、流しいれた甘めの溶き卵もおいしそう！

お好みでバナナや、チャットニーをかけて♪

ボブーティはスパイスとシナモン、甘めの味でとっても美味しい！
ひき肉とふわっと焼けた卵が食べ応えあり、ガツンとした味にお米がとても合います！！　

日本人なら好きな味！

フランスに帰っても作れるように本のレシピを撮りました。アフリカーンス語なので訳しながら作ろうと思います!

1週間滞在したケープタウン。久しぶりに義両親や義兄家族と過ごせてとても楽しかったです。

さて、明日は朝早く起きてサファリに向かいます。

★南アフリカ家庭料理編★

★南アフリカ・サファリ編★

★南アフリカ・ケープタウン編★