【2022年 南アフリカ サファリ旅②】動物に囲まれながらテントに泊まる
不安になるような小さい飛行機で降り立ったのはクルーガー・ムパランガ空港。隣には南アフリカ最大のサファリ【クルーガー国立公園】があり、ここからサファリに向かいます。
前回の記事はこちら↓
クルーガー国立公園
南アフリカ最大の国立公園、隣国モザンビークとの国境をまたぐ位置にあり、南北約350キロ・東西約60キロ、日本の四国と同じぐらいの面積があります。園内に生息する野生動物の種類は世界でもトップクラスを誇るそうです。
縦長に広がるクルーガー公園には9つの入場ゲートがあり、各エリアにはレストキャンプといわれる、宿泊施設やショップ・レストランなど揃った場所があり、そこに滞在し車で回るのが手軽でお勧めです。宿泊施設の種類も様々で、キャンプから、ハット、コテージ、広々とした一軒家のゲストハウスなどあるようです。
一回の旅行で全て回るのは困難なので、今回は公園の南側(クロコダイルゲート)からエントリーして、南側周辺を車で観光しました。
サファリの時期
南アフリカのサファリのベストシーズンは冬の4月~10月の乾季。それ以外は雨期のシーズンなので、天気が悪かったり雨が降り動物を見つけられなかったりするそうです。
今回私達は雨期が終わる3月半ばに行きました。サファリ滞在5日間の最終日のみ雨でしたが、他の日は雨はなく曇りの天気でした。夏の終わりだったので、暑すぎもなく寒すぎもなくちょうどいい気温で過ごしやすかったです(^^♪。ヨーロッパと一緒で朝晩は冷えるので、風対策に夏でも防寒対策はした方がいいと思います。(私はいつもネック・レッグウォーマー、あったかめの靴下は必ず持っていきます)
注意)2018年に訪れた時ほど動物は見られなかったので、今回は前回のと交えながら書いていきます。
予防注射と服装
南アフリカ入国の際にマラリア注射証明書などの提出義務はなし。ガイドブックでは、一部地域(リンポポ州、ムプマランガ州、クルーガーエリアなど)では注意をしてください。とのこと。
個人的な体験としては、2018年にクルーガエリア近くのリンポポ州のサファリに行きましたが、とくに何もしないで行きました。南アフリカ人パートナーや義両親は何度もこのエリアのサファリに来ていますが、彼らも何もしていなかったので私も気にすることなく滞在しました(-_-;)
ただ、『絶対大丈夫』という証明はないし、今回はテント宿泊だったので、日本の虫よけスプレーと、虫刺されの薬は持っていきました。でも義両親が現地で虫よけスプレーを買っていたので、ずっとそれを使っていました。
南アフリカはどの季節も太陽のエネルギーが強いので(笑)日よけ対策に、帽子と羽織れるものは必ず着ていきます。
宿
全て南アフリカ人パートナーに任せていたので、あまり詳細はわかりません。今回私達はクルーガー公園のぎり外側に滞在していました。聞くと公園内と公園外では値段が違うらしく、公園外の方がかなり安く滞在できるらしい・・です。
クルーガー・ムプマランガ空港を探索
茅葺き屋根の空港は屋内も多くの木材を使っていて、暖かみのある新しい空港です。
パートナーと義父がレンタカーの手続きをしている間、私と義母は空港内を探索することにしました。
空港内はとても小さく、お土産屋さん、レストラン、小さなコンビニが数店並んでいます。
コロナ禍だからこそ買える、動物マスクは買っておけばよかったかなぁ。シマウマさんマスクは鼻毛があるので女子にはおすすめしません(*´∀`)♪
空港内にある階段がすごく気になったので、登ってみると飛行機の離着陸が見渡せるビューポイントが!
空港を出ると青空ロビー?がありました。お客さんはいなくて、空港スタッフの憩いの場なっていました。(*´∀`)♪
青空ロビーの目と鼻の先にはゲストハウスのような宿泊施設がありました。
そこからみる景色はとてもよくて、売店でコーヒーを買って一休み。
レンタカー
予約したレンタカーの窓口は、荷物受け取りのゲートを出た正面にあり、すぐ受け取る事が出来ました。
4人乗りの普通車で4日間(3月14日~18日)の利用で3696ランド。日本円で約3万円でした。
写真をみると普通車ではなく、6人乗りの大型車ですね(笑)受け取りの際、車がうまく動かなかったらしく、なんと無料で大型車を使うことができました!ラッキー!(*´▽`)v
『靴を脱いで入ってね!』とパートナー。日本人かっ(笑)
空港を出発
空港を出発すると、空港のゲートがサファリっぽくてかわいい!
さっそく南アフリカの有名な動物スプリングボックがお出迎え!
南アフリカの道路は基本とても広くて運転しやすいです。(運転したことないけど(笑))
私達が滞在する宿はクルーガー公園、最南端のクロコダイルブリッジゲート近くです。空港から車で約104キロ、有料道路を通って一本道です。
Marloth Park
私達の宿はクルーガー公園の外側のMarloth Parkというエリアにあります。宿泊施設やレストラン、お店が揃っているので、買い出しに困る事はありません。ゲートで予約表を見せて入ります。
まっすぐ進むメインストリート。
帰路へ向かう作業員や、住人が穏やかに通り過ぎていきます。
窓から外を眺めていると、なんかお尻が見えるなー。
Bule wildbeest(ワイルドビースト)です。角がないので、女の子かな?すみません、動物にあまり詳しくなくて(;´д`)
Jackalberry Ridge
私達がお世話になる宿です。
入口には私の好きなプンバ(イボイノシシ Warthog)が鼻をブヒブヒさせながら、せわしなく餌を探していました( *´艸`)
入口の受付でチェックインを済ませ、私たちのテントまで車で移動します。
"ラグジュアリー" なテントだった
三角形の小さなテントを想像していたのですが(笑)実際は建物の上に大きなテントが立っているラグジュアリーなテントでした!(/・ω・)/建物は中庭を挟んで2つあり、私達は2階建ての方を使いました。
<義両親の部屋>
<一階リビング>
なんとキッチンと別にバーがついていて、ミニ冷蔵庫も。
<中庭>
まさかのプールつき。夜は毎日火をたきます。
<トイレ・シャワー>
スペースが有り余るぐらい広めでした。
<キッチン>
鍋、フライパン、お皿、コップ、保存用のお皿などすべてそろっていました。(包丁だけなかった)。冷蔵庫やレンジ、トースター、ケトル、コーヒーポットもあります。
バーべキュー大国なので、もちろんバーベキュー用ポットや(魔女鍋みたいなの)、受け皿なども揃っています。
アンパッキングを済ませ、みんなリビングにあつまりコーヒータイム。
そして日が暮れる前に買い出しに行って、今夜はバーベキューです。
夕食の準備をしよう
少し疲れて小一時間ほど寝ていると、窓から木の香ばしい香りで起こされました。下に降りるとパートナーと義父がいそいそと火を燃やし夕食の準備中。火起こしは男性に任せて、私と義母はサラダやパンを準備します。
南アフリカの代表料理ブラーイ(BBQ)は、一時間かけて木を燃やし火が弱まってきたら、それぞれ焼きたいものを焼きます。南アフリカでしか食べられない(多分)スパイス入りのソーセージ『ヴォス』はブラーイのメイン料理です。
日が暮れて、鳥や虫の鳴き声が聞こえてくるロッジはいい感じです。
野生動物
ふと見るとお客様が一匹(;゚Д゚)。Kudu(クドゥ)さんです。オスは空高く生える大きな角があるのだそうで、こちらは雌ですね。
奈良の鹿さんぐらいだと思っていたけど、近くに来たらもっと大きい。
彼女は近くの木の葉をひっそりと食べていました。匂いにつられてやってきたんだな。サファリの良いところは、滞在している宿にも野生動物ややってきてくれる事です。
明日は、周辺を散策します。
続きはこちら↓
★ケープタウンからサファリまで(飛行機編)
★ケープタウン観光編
★南アフリカ料理編
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