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名作はやっぱり面白い!美しい響きと舞台裏を楽しむ「音で味わうフランス語」

Bonjour à tous!
皆さまこんにちは!

旅茶ラジオ1周年に向けて、今回は番組のメインコーナーであり、小説や詩を朗読でご紹介する「音で味わうフランス語」を振り返ってみたいと思います。

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このコーナーは、フランス語の美しい響きを楽しむことを一番の目的としていますが、小難しくてとっつきにくいイメージ(私だけでしょうか・・)のフランス文学に気軽に触れ、その歴史的・文化的背景を知ることで、作品や作者を身近に感じられる内容を心がけています。

より楽しむためのポイントは3つ:
①朗読の前にある優子先生の解説。作品の描かれた時代をイメージすることで、より深い没入感を味わえます。
②アレックスの声色。物語のトーンに合わせたテンションが興味深いです。
③優子先生の詩の朗読。悲しい歌、せつない歌のトーンが泣けます。

それでは、さっそくこれまでに朗読した作品をご紹介しましょう。

*   *   *

#1-2 Saint-Exupéry サン=テグジュペリ
"Le Petit Prince"(「星の王子様」より第21章)

#3-4 Guillaume Apollinaire ギヨーム・アポリネール
"Le pont Mirabeau"(詩集「アルコール」よりミラボー橋)
"IL PLEUT" (詩集「カリグラム」より『雨がふる』)
"Poème à Lou" (詩集「ルーへの詩」より『ルーへの詩』)

#5-6 Charles Perrault シャルル・ペロー 
"Peau d’Âne"(ロバの皮)
"Le Petit Chaperon rouge"(赤ずきん)

#7-8 Gaston Leroux ガストン・ルルー
"Le Fantôme de l'Opéra"(オペラ座の怪人)

#9-10 Alexandre Dumas アレクサンドル・デュマ
"Les Trois Mousquetaires"(三銃士)

#11-12 
新年スペシャルトーク:
Bonne année à tous ! フランスのお正月の過ごし方
Les révisions これまでの振り返り

#13-14 Henri René Albert Guy de Maupassant ギ・ド・モーパッサン
"Le Horla"(オルラ)

#15-16 Saint-Exupéry サン=テグジュペリ
"Le Petit Prince"(「星の王子様」より第2章)

#17-18 Paul Marie Verlaine ポール・ヴェルレーヌ
"A poor young shepherd"(詩集「無言のロマンス」より『若い哀れな羊飼い』)
"L’hiver a cessé : la lumière est tiède"(詩集「やさしい歌」より『冬は終わりに』)

#19-20 Honoré de Balzac オノレ・ド・バルザック
"Le père Goriot"(ゴリオ爺さん)←今ココです!

*   *   *

こうして見てみると、少しミーハーなラインナップでしょうか。

個人的に、紹介できて嬉しかったのはアレクサンドル・デュマ『三銃士』だと以前お伝えしましたが、シャルル・ペローの童話が面白かったですね。アルベール・アンカーの赤ずきんも可愛かった・・・ぜひまた童話を紹介してみたいです。

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Albert Anker, Public domain, via Wikimedia Commons

ちなみに「今週の1枚」コーナーでは、朗読に関係する写真や絵画をご紹介しており、そしてwikimediaさまに大変お世話になっているのですが、文学作品に関する絵画や、作者の肖像・生家・交友関係まで知ることができ、とても興味深いです。

ご興味のある方は、朗読で聴いてみたい作品をぜひ教えてくださいね。

*   *   *

次回は、地味だけどとっても勉強になる!「フランス語のワンポイント」コーナーについてご紹介します。

長くなりましたが、今回もお付き合いいただきありがとうございました。



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