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一人旅体験談⑪台中で出会った愉快なバスの運転手のおじさん

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

地震が起きて不安な中ですが、そんな時だからこそ、今日はクスッと笑える愉快な記事を書いていきたいと思います。

今日は、台中で出会った癖がすごいバスの運転手さんのお話です。



目次は、以下の通りです。


1⃣おじさんとの出会い


おじさんとは、

台中にある湖、日月潭(リーユエタン)

に行く時に乗ったバスで出会いました。

おじさんは、そのバスの運転手。




まず、バスがどれか分からなくて右往左往していたところ、現地のおばあさんがなぜかすごく不機嫌そうに私の切符を手に取り、手を引いて歩いていきます。

されるがままについていくと、日月潭行きのバスに案内してくれました。




おばあさんにシェイシェイすると、一度少しだけ振り返ると踵を返して、手を挙げ、かっこよく去っていきました。

あんなに颯爽と去っていくおばあさんは、今のところあの方だけです。

ありがとう、おばあさん。

元気でしょうか…





そして、バスに乗り込む私。

ついにおじさんと出会います。

とりあえず、かなりの至近距離で色々話しかけてくるおじさん。

顔が5cmくらいの距離です(笑)

この時点でちょっと面白かったのですが、とにかくハイテンションで、何を言っているのかわからない。




台北の案内所で書いてもらった「中国語がわかりません」のメモを見せると「ダイジョーブ!!」と日本語で教えてくれました。

安心した直後、急に「ヒノノニトン」!!と大きな声で叫びながら、バスの座席に私を案内してくれたおじさん。

正直、ビビりました。(笑)

トラック





隣の座席に座ってきた運転手のおじさんと少し台湾での食事やどこに行ったのかなどをなんとか伝えながら会話を楽しみました。

おじさんは、「ヒノノニトン」と「ダイジョーブ」と連呼しながら、肩をたたいて話を聞いてくれました。

思いやりを感じます。

はげます





2⃣おじさんと仲良くなる


おじさんとやりとりをしていると知っている中国語はあるかみたいなことを聞かれました。


美味しいやありがとう、さようなら、こんにちはといった簡単な言葉をいいました。

ガッツポーズをするおじさん。



おじさんも日本語を披露してくれました。

おじさんはいくつか教えてくれました。

✅こんにちは、ありがとう、、大丈夫、ヒノノニトン、バカヤロウ




思わずバカヤロウで笑ってしまいました。

それは、良くないよとジェスチャーで伝えたのですが、「ウケた」と思われたのか、連呼しながら、バスを爆走させていきます。


その時、乗客は私しかいなかったのですが、「バカヤロウ、ヒノノニトン、ガハハハッ」と爆走するおじさんに、思わずまた笑ってしまいました。

あんなに、爽やかで元気ハツラツな「バカヤロウ」と「ヒノノニトン」は、今のところ、聞いたことがありません。




本当に楽しそうに話すなぁとおじさんをみていて、勉強になりました。

また、恐らく知り合いだと思うのですが、ちょこちょこ人を見付けては、バスをゆっくりにして、親しげに挨拶するおじさんをみて、素敵だなと思っていました。

あんなに、楽しそうに仕事できるなんて、良いなと感じたのです。




なお、その後、バカヤロウはあまり良い言葉じゃないことを頑張って伝えて、連呼する言葉は、「ヒノノニトン、ダイジョーブ!」になりました。

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3⃣いろんなものをくれるおじさん


私がトイレに行きたくなって、トイレに行きたいですというと、なぜかコーヒーをくれたおじさん。

笑顔でジェスチャーしながら、飲もう!!

みたいなことを言ってきます。(笑)

私はそれどころじゃないので、トイレに行きたいともう一度いうと、分かってくれたのか、近くのトイレに寄ってくれました。

コーヒー飲んでたらあやうくがっつり漏らすところでした。

セーフ。




しばらくしたら、バスを止めてなにかを買ったおじさん、謎の木の実を私にくれます。

ビンロウ、ビンロウ!といっていました。

ビンロウは、どうやらガムのように噛む木の実のようです。

葉にくるんであるやつでした。

ビンロウ



草食べてるみたいな味で、汁は飲んではいけないやつみたいでしたが、おじさんのレクチャーにより、汁は飲まずに済みました。

眠気覚ましとかでタクシーやバスの運転手が食べているみたいです。

なお、体にはあまり良くない模様。

おっちゃんは、「こうやって噛むんだ」と口の中をガッツリ見せてくれましたが、歯がほとんどなくて、どうやってあの実を噛んだんだろうと思いました…





相変わらず、「バカヤロウ、バカヤロウ、ヒノノニトン、ダイジョーブ!!」と陽気に叫びながら、バスを運転していくおじさん。

おじさん

バカヤロウまた使っている…と思いながらもおじさんの愉快さに心がほっこりしました😌





遂に、目的地の日月潭に着きました。




4⃣おじさんとの別れ


日月潭につくと、観光案内所まで一緒に来てくれて、日本語を分かる人を読んでくれました。

日月潭の観光の目途が立ったところで、案内所を出るとおじさんはまっていてくれて、ありがとうの握手をして、別れました。

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とても陽気で優しかったおじさん。

元気かな?と、気になります。

バスに乗るとき等、ふとあの陽気なおじさんを思い出す時があります。

あのように愉快に仕事できたら、毎日楽しいだろうなと感じるとともに、私もそのような心持をもって仕事にあたっていきたいなと思いました。

イイね





💌読んで下さった方々へ


最後までお読みいただきありがとうございます。



愉快なおじさんから、大切なことを教わった気がします。

会う人会う人、とても親しげに話しているおじさんを見て、尊敬の念を抱きました。

仕事に対する姿勢や人にフレンドリーに接するところなどはとても刺激になりました。




旅は、自分に新しい刺激をくれるなと実感したバスでのひと時でした。

素敵な出会いに感謝です。


台湾は、数日の短い滞在でしたが、沢山の出会いや再会があった思い出の地です。

また書いていきたいと思います。



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