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先回りした行動をとりすぎないこと

今回は、子どもたちの成長を促すためのアプローチをするにあたっての心構えについて書きたいと思います。

私たち教員は、ついつい子どもたちの先回りをしがちです。

子育てでも似たようなことがあると思いますすが、危険を取り除いたり、失敗をする可能性を極力減らしたりしがちです。

これは、果たして子どものためになるのかどうかをまずしっかりと考える必要があると思います。

子どもたちは、経験から実に多くのことを学ぶと私は考えています。

成功の体験しかり、そうでない体験しかりです。

そうした様々な経験から学び、柔軟な対応力や思考力を身に付けてくれると個人的には思っています。

ですので、先に述べました、先回りについてはしっかりと意識した上で行動する必要があるように思うのです。

とりわけ、教員は、子どもと過ごす時間がとても長い大人の一人です。

その大人が、あれこれ先回りをして、お膳出てしすぎるのはいかがなものかと私は思います。

当然、子どもに著しい危険が及ぶことに関しては、しっかりと対策を練ったり、行動を抑制したりする必要はあると思いますが、その他の事に関しては、なるべく様々なことを経験させてあげたほうが良いと思うのです。

そうした経験を偏りが出すぎないように、(失敗ばかりで気が滅入る、やる気がなくなるなど)陰からこっそりと上手くバランスをとってあげるのが私たち教員がもつべき心構えなのかなと個人的に思っています。

ですので、

子どもの自然な動きを抑制しすぎるような先回りの行動は、控えながら、思考は常に先回りしてこれからのことを考えながら、日々の指導にあたるように私はしています。

自分の思考は、先回りする。

自分の行動は、見極めて行う。(先回りしすぎない)

そんなイメージです。

子どもに、学校で、様々な経験をしてほしいとの考えからこのような対応が一つの方法として効果的ではないかと思い、日々の指導にあたっています。

みなさんのご意見なども聞かせていただければ嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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