先輩という人材のリソースを生かす
職場で働いているとほとんどの場合、自分よりも勤務経験の長い人がいるのではないかと思います。
みなさんは、その人たちとどのような関係を築いていますか?
せっかく先輩がいるのですから、その力を生かさない手はないのではないかと思います。
色々な人たちがいるので、モノ思うところはあるとは思いますが、
もしも上手く先輩の力を生かすことができたなら、自分にとって、とても有意義なのではないでしょうか。
今回は、先輩という人材リソースを生かすことについて簡単にですが書いていきたいと思います。
さて、まずは、先輩という人材リソースを生かすことのメリットについてです。
いくつか主なものを3つ挙げてみます。
①授業や学級経営の経験が自分より豊富である
②純粋に経験年数が多いので、子どもについてたくさんの引き出しがある
③自分が知らないたくさんの人とコネクションをもっている
特に①の中でも授業について経験豊富なことは、大変ありがたいことです。
ある先輩が最近経験した学年をもったり、その先輩が教えたりした学年を受け持つ場合は、授業で何をどうしたか聞くこともできますし、子どもについての情報も段違いに増えます。
授業も子どもについても言えることですが、教えてもらったものをうのみにしているだけではだめです。
しっかり吟味して活用する必要はありますが、そもそも仕事に取り組む前提の情報が増えるので、とても有益なことだと私は思います。
ぜひ、活用したい所です。
では、先輩という人材リソースを生かすためにはどうしたらよいのでしょうか。
これは、私個人の主観的な意見ですので、一意見として読んでください。
私は、先輩という人材リソースを生かすためには、先輩たちとコミュニケーションをとることが大切だと思っています。
もうシンプルにこれに尽きると思います。
普段から、コミュニケーションをとっている人には、自分の時間を割いて仕事のことを手伝ったり、アドバイスしたりしたいとより思いやすいのではないかと思います。
聞くときは、なんでもかんでも聞いていると相手にも迷惑だと思うので、何気ないコミュニケーションではなく、しっかりとした仕事の相談をする際は、改めてアポイントをとって、ポイントを絞って話すことをオススメします。
相手の好感度もあがること間違いなしです。
私たちは、普段から子どもにまがりなりにも「教える」という仕事をしています。
「教える」もしくは「共に学ぶ」ことが嫌いな人はあまり同僚にはいないはずです。
ですので、気になることや聞きたいことはどんどん質問していきましょう。
先輩たちもわりとそれを望んでいると私は、思います。
何かを伝える時、「おしつけがましくないかな?」とか「これいっていいのかな?」等々、結構いろんなことを先輩も考えていると思います。
捉えられ方によっては、ハラスメントになってしまうため、何かを伝えるのもとても気を使うものだなぁと仕事をしていて感じます。
要するに、私が言いたいのは、先輩たちも、伝えたいことや話したいことはあるが、二の足を踏みがちな現状になっているということです。
ですので、ぜひ、先輩という人材リソースを生かすためにも、積極的に質問したり、コミュニケーションをとったりするのが良いと思います。
中長期的な目で見れば、明らかに時短にもなりますし、業務も効率化できます。
その上、コミュニケーションをとって職場の雰囲気もよくなりますし、先輩との信頼関係も培えます。まさに一石二鳥です。
ぜひ、先輩たちと一線を引いてあまりコミュニケーションをとらないのではなく、進んで絡んでいきましょう。
きっと今までと違う職場になっていくのではないかと思います。
私もまだまだですので、ここに書いたことをしっかりと具体化できるように日々頑張っていきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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