学びは新たな学びにつながる
タイトルはこの前、読書をしていて思ったことです。
学びってつながるなぁと感じたので、そのことを日常でみる子供の姿と合わせて書いていきたいと思います。
目次は以下の通りです。
① 自分が感じた学びのつながり
読書をしていて感じた学びのつながりについて書きます。
読書の秋ということで、先日、本を読んでいました。
コーチングについて改めて学びなおそうと思い、基本的なスキルについて書かれた本を読んでいました。
本を読んでいると、頭に色々なことが浮かんできました。
・このスキル、もしも学校現場だったら~して活用できるな
・目の前の子どもたち相手に試したらどういう結果になるのだろう
・授業でこのスキルを取り入れたら、やりとりが上手くいきそうだな
・あの人相手には、このスキルはすごく有効そうだな
…といった具合にたくさんの「はてな?」と「気付き!」が頭の中に出てきました。
この時に、改めて思ったのです。
「あぁ、学ぶことは、新しい学びにつながるんだなぁ。」と。
学びのつながりをしみじみと噛みしめました。
もしも、この本を読んで学ばなかったら、なかなか頭の中に上記のようなことは浮かばなかったと思います。
中には、一生気付かないかもしれないこともあったかもしれません。
こうやって考えてみると学ぶってホント面白いなと私は感じました。
次から次へと学びがつながり、学ぶことで自分が成長していけるというのは、ある種の嬉しさというか快感があります。
この気持ち、忘れたくないと感じた秋の午後でした。
② 日常で見かける学びのつながり
子どもたちが学びから新たな学びを見つける瞬間は学校でたくさん見られます。
たとえば、算数の授業で、和が1~5になるたし算の式を考えたとしましょう。
出てきた式を並べてみると式の数の変化などに気づく子が出てきます。
すると、「和が6とか7ならどうなるのかな?」という疑問が生まれて、新たな学びが始まります。
簡単な例ですが、よく子どもたちは「~ならどうなるのかな?」と考える場面が多い気がします。
もう1つ簡単な例を挙げると、「夏は、緑が多い」ということを学んだら、じゃあ「秋や冬は、緑が多いのか?」ということを考えるといった具合です。
このように子どもたちは、学んだことを拡張して新たな学びにつなげていきます。
また、時に、過去に学んだことと現在学んだことを比較して、新たな学びを得ることもあります。
とても好奇心旺盛な子どもたちは、身近なことから学びのタネを見つけてきては、そこから新たな学びを得ています。
本当に、尊敬するくらい良く学んでいると思います。
素の姿から、私自身も負けていられないなと感じるのです。
いつもいい刺激を私にくれる彼らに、感謝しています。
③ 学びをつなげるつなげるコツ
学びをつなげるコツは、キーワードを頭に常に置いておくことかなと思います。
キーワードは、「拡張、比較、試行」です。
3つのキーワードである「拡張、比較、試行」は、どれも「はてな?」がもとになっています。
3つのキーワードを子どもに伝えるときの言葉に変えてみます。
拡張→「~の場合は、どうなるかな?」
比較→「~と比べてみるとどうかな?」
試行→「~を試してみたらどうなるかな?」
このような言葉を常日頃から、頭の中にいれておくと、学びが新たな学びにどんどんつながっていきやすくなると思います。
実際に、私は学ぶときに、上記の3つキーワードをベースに自分なりに考えるようにしています。
結構簡単にできますし、学ぶのが面白くなりますので、オススメです。
3つのキーワードを子どもの発達段階に応じて、扱いやすい言葉や親しみやすい言葉に変えて伝えてみると良いと思います。
大人の場合は、そのまま意識してOKです。
本を読む場合は、スピードは落ちますが、その分、自分の行動や考えに生かせる学びがグッと増えると思います。
ぜひ、試してみてください。
以上、学びが新たな学びにつながるということについてでした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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