「“核の扉”はこうして開かれた ~謎の商人とウラン争奪戦~」をみて
原爆開発を進める上では、当然ながらその原料が必要だ。マンハッタン計画を実現できた背景には、それをアメリカに売る企業の存在があった。
特に、原料となったのは、純度の高いコンゴ産のウランであった。輸出した企業は、原爆開発に商機を見出し、莫大な利益が上がった。
しかし、この企業の開発した鉱山や、採掘したウラン鉱石は、その後世界に拡散し、冷戦下の核開発競争に利用されていく。
"1945年、広島・長崎に投下された原子爆弾。その開発に重要な役割を果たした“謎の商人”がいる。原爆の原