「ライブカメラはとめられない 中国・農民工2世たちの挑戦」をみて

中国の農民工の子供達の状況がよくわかった。

経済大国化する中国の中で、格差は拡大し、特に戸籍によって差別される農民工たちは、非常に厳しい生活を強いられている。

地方には生活するに十分な給与をもらえる仕事はない。動画に出てくる若者も、ある地元の工場で働いたが、そこでは毎日単調な作業を繰り返し、上司から蹴られるなどの暴力も蔓延していたという。

そして、その蹴られた労働者が笑ってその後も作業していることに衝撃を受け、「ここでは働けない」と思い、動画配信で生活をしようと決意する。

しかし、その動画配信も過酷そのものだ。私生活含め、ほぼ24時間動画を配信し続け、健康も害していく。


"路上配信の規制が緩くストリーマーの聖地とされる湖南省・長沙。ダンスの配信で月24万円稼ぐ劉さん。歌を配信しながらアルバイトにも精を出す頼さん。2人に共通しているのは農村に戸籍を持ち都会に出稼ぎに来る「農民工」の2世だということ。学歴も手に職もない彼らが手っ取り早く稼ぐ手段が、いま流行りのライブ配信なのだ。しかし寝ている時間以外は全て配信という過酷な生活。彼らが目指すものとは?"

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