給食問題に関するクロ現


 NHKのクロ現で、昨今の給食をめぐる問題が取り上げられていた。

 インフレによる物価高は、給食も直撃しており、量や質も下がっていく危険性が指摘されている。

 ただし、それは現場の職員の努力によってなんとか維持されている様子が描かれていた。ただし、すでに学校給食の6割は民営化され、それらの職員たちも不安定雇用であることが予想される。

 給食は、子どもの栄養摂取はもちろん、食育や地域の野菜を使うことでの地産地消など、多様な機能を有している。

 地域の農家へ補助金を出すことで給食の質を維持したり、給食無償化をする自治体も出てきているが、各自治体によって予算規模も異なり、一律ではない。

 このままでは、地域間や世帯間での食の格差が幼少期から生じてしまう。国家が普遍的なものとして、給食予算を出すべきではないか。

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