これから書いてみたいこと

昨年あたりから、身辺で小さな変化を感じている。

未知の場所に出かけてみた。
新しい出会いが生まれた。
あるいは、知っている（と思っていた）ものを再発見した。

この先どんな芽を出すのかわからないままに、種まきを始めたことがいくつかある。

note を始めたのも、そのひとつかもしれない。
ちょっとした偶然で出会ったのだけれど、思い切って始めてよかった。
必ずしも毎日更新に縛られることもないけれど、こんな分野についても書く範囲を広げてみたいと思っている。

◯本のこと　
　書評というよりは感想と、読んで考えたことのメモ
◯旅のこと　
　歩いた街と、旅先で見つけた風景の写真
◯花のこと
　写真を撮りながら、名前を覚えた花のアルバム
◯工芸のこと　
　記録の整理を兼ねて、工芸や作り手のエピソード
◯食べもののこと　
　食べたものと、自分でつくったものの備忘録

移動の多い生活ということもあって、これまではブログを立ち上げても、なかなか続けられないでいた。
note では、まず、素敵な文章や写真に出会えるのが楽しい。
自分でも発信するうちに、興味や関心が重なる人びととの交流が生まれつつあるのも、なんだかわくわくする。
仕事とは離れて、感じたことを素直に書ける場所ができたのがうれしい。

倦まず、たゆまず、よどまず。
ゆっくりでもいいから、書いていこう。

12月31日と1月1日も、ほかの日と同じ連続線上にあるのだけれど、こうして一年の抱負を書くのは、やはりこのタイミングがふさわしい。

＊写真　ビルのなかの迎春ディスプレイ（シンガポール、2019）