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■クラシック音楽ファンの胸を熱く焦がす「ベートーヴェンの散歩道」や「遺書の家」を散策してみたくありませんか?

■ウィーン市内ウォーキングツアー

楽聖ベートーヴェンの正確な誕生日は不明ですが、12月17日に洗礼を受けています。1770年生まれですので今年で生誕253年となります。生誕250年の記念イヤーはコロナ禍で多くのイベントは中止になってしまったことは記憶に新しいと思います。青年ベートーヴェンは当時芸術家が集まる大都市ウィーンにやって来て、昔からの貴族よりは新興する民間のパトロンを選び、フランスのナポレオンにも夢中になっていました。1804年に完成された英雄交響曲も当初はボナパルト交響曲の予定でしたが、書いている最中にナポレオンに失望して表紙のタイトルをかき消したほどでした。


このようにウィーンの人気芸術家だったベートーヴェンは引越魔だったので数多くのベートーヴェンの住んだ家を残し、耳が不自由だったので数多くのメモが残されており、現在でもベートーヴェンの足跡を訪ねてウィーンの小径を散策するクラシックファンたちが後を絶ちません。実際に北の森にはBeethovengangとかEroicagasseという道路もあり、気持ちよく散歩するとまるで田園交響曲の調べが聞こえてくるようです。


【ウィーン市内ウォーキングツアー】はお客様のご希望に沿って日本語ガイドが道案内をするものです。ガイドさんと一緒にトラムや地下鉄を使ってベートーヴェンツアーを歩いてみてはいかがでしょうか?ウィーン市庁舎にはクリスマス市も開かれており、イルミネーションが輝いておりますが、その周辺にはパスクァラティハウス(Pasqualatihaus)があります。現在は博物館ですが、「エリーゼのために」の楽譜を書き上げた住居跡です。


さて、ショッテントアから市電38番の終点グリンツィングまで行き、有名なホイリゲ街を抜けるとベートーヴェンの小径があり、もう少し歩くと、聴覚を失うことで人生の危機を感じた「ハイリゲンシュタットの遺書の家」博物館に行き着きます。この博物館は内容も充実し、良い環境にあります。そして、疲れたところで一服したいのが、プファールツ広場に位置する「ベートーヴェンハウス・マイヤー」という居酒屋です。彼はこの建物の2階に住んでいました。やはりベートーヴェン好きには欠かすことのできないホイリゲになります。そこから地下鉄ハイリゲンシュタット駅も近いので坂を下り、地下鉄に乗ってホテルに戻りましょう。


ベートーヴェンは56歳で亡くなるまでに運命、田園、第九等の超有名なシンフォニーをはじめ世界を代表する作曲家としてウィーンで生活しておりました。その逸話やこぼれ話もたくさんあり、音楽に詳しい日本語ガイドさんの蘊蓄を聞きながら、ベートーヴェンスポットを巡ることは音楽好きの方にはまさに一生の宝物になるに違いありません。マイヤーの営業が午後4時からなので、ガイドさんの拘束時間も午後出発が良いかもしれません。月曜は博物館休館日なのでご注意ください。ご自分のこだわりをウィーンのガイドさんと一緒に実現してみてはいかがでしょうか?


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