■芸術・文化をこよなく愛する方にお勧めしたい「いぶし銀の都市・ドレスデン」
■ドレスデン徒歩観光
「エルベ川のフィレンツェ」と呼ばれるドイツの古都ドレスデンはザクセン選帝候国の首都であったということもあり、ドイツ宮廷文化の香り立つバロックの街です。そして、ヨーロッパの旅行者の胸を熱く焦がすのは何といってもクリスマスマーケットです。ここドレスデンはニュルンベルク、シュトゥットガルトと並ぶドイツの三大クリスマスマーケットのひとつで、その起源は1434年。世界最古のクリスマスマーケットと言われています。
ドレスデンのクリスマスマーケットには、ギネスブックにも認定されている世界最大（高さ14.62メートル）のクリスマスピラミッドがあります。シュトリーツェル・マルクトという数ある会場の中でもメイン会場は、クリスマス菓子「シュトレン」に由来しています。最近、日本でもクリスマスに欠かせないお菓子になりましたが、ドレスデンが発祥の地。製パンマイスターが焼いたシュトレンには管理番号が貼られているそうですから、本物の味を確かめに行きたいです。今年のクリスマスマーケットは11月29日からスタートします。
さて、クリスマスシーズンに限らず、ドレスデン旧市街は文化や芸術の薫り立つ古式蒼然とした重厚感のある街です。実はザクセン州は自動車や半導体などの先端産業が経済を押し上げている金持ちの州で、ドレスデンの旧市街はドイツの宮廷文化テーマパークのような第2次大戦後に再現された再生エリアです。もちろん、その精巧に復元された姿はドイツでなければできないほどの時間と技術を掛けたものです。【ドレスデン徒歩観光】は日本語ガイドが皆様のプライベートガイドを致しますので建築、美術、音楽などのご質問をどんどん尋ねて下さい。とても勉強になります。
いぶし銀の音色で観客を魅了するドレスデン国立歌劇場管弦楽団が11月5日、6日はサントリーホールでコンサートを予定されていましたが、残念ながら中止になり、どういう理由か存じ上げませんが、代わりに北京で演奏会を開いております（謎ですねえ）。ドレスデンにはこのオーケストラの母体であるゼンパーオーパーが世界一美しい歌劇場として君臨しています。是非、本物の音をご自身の耳で確かめてみてはいかがでしょうか？
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