事を成すより、だいじなこと

今の子ども達には、名も無き人の人生こそ、生きる希望になるかもしれませんね。

著名人、事を成し有名になった人。才能に溢れた優れた憧れの人。
そんな人たちのお話や自伝は、とても興味深く、感銘を受け、時に感化されて原動力になります。
ただし、自分に元気がある時ね。

人って、何者かになろうとしたり、ことを成し遂げて立派になったり、地位や名誉や、、、と、願いはあるけれど。
多くの人は、大それた事を成さずに、ただただ日々を重ね粛々と生きていく。
でも、多分、何かを成すよりも、寿命を全うし、生と向き合い、人生を受け入れ、ただただ誠実に生きていくという事の方が、はるかに尊いのだと思う。

今,混沌とした時代に生きる子ども達。
大きな人生の話より,寧ろ。
そうやって、普通に平凡に生きる人生を知る方が、大切かも。
幸福とは何か。幸せを感じ取れる、感度。
条件や環境、境遇によって、幸せなど得られないんだと、それは絶対に知ってなくてはならない。

壁に突き当たる時。暗闇の中から出られない時。
何者にもならなくてもいいんだ。生きること自体に大きな意味と価値があると、それを知る事で、スッと気持ちが楽になるかもしれない。
普通の人生に、宝。きっと、ヒントが。

自分を肯定するために、名も無き人の人生を知る。

人生語りって楽しいしね。聞くのも語るのも、楽しく、そして癒されるの。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?