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はじめての瀬戸芸〜芸術に疎い人が芸術の島を巡ったら?〜 第1話

3年に1度、瀬戸内の島々を中心に開催される瀬戸内国際芸術祭。2022年の今年はちょうど開催年に当たる。夏の旅をどうしようか考えていた私はこのイベントに着目し行くことにした。芸術には全く疎い私ではあるが、新たなる感を導き出すことはできるのだろうか。

瀬戸内国際芸術祭とは?

瀬戸内国際芸術祭は瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典・・・。ってリンク先の概要に書いてるがな。春会期・夏会期・秋会期と3シーズン制で会期によって開催している島が異なる。夏会期は7つの島で開催されるとのことで、せっかくなら全部巡ろうと決断。日々フェリーのダイヤを組みあーだこーだ繰り広げていたが、このご時世で大島の開催が延期に。全部巡るという目標は早くも断たれてしまったが、まぁ行くと決めた以上は仕方ない。いつか行こう。

旅のスタートは神戸から

大阪駅から新快速に乗って、1日目のスタート地点である神戸三宮に着いた。景色を見て分かる通り夜である。これまでは電車で高松へ入っていたが、こんな時間から、神戸三宮にいるということは、今回はジャンボフェリーを使う。

HAT神戸バスターミナルから神戸三宮フェリーターミナルへはバスで向かう。車内はフェリーを利用する乗客でごった返していた。

日付を越えて午前1時過ぎに出港。ジャンボフェリーは客室が撮影禁止なので詳しく紹介できないが、椅子席と雑魚寝ゾーンがあり、乗客皆思い思いの場所を陣取っていく。私も雑魚寝ゾーンを確保し、横になるが、こういう時ってなかなか寝れない。気分転換にデッキに出てみることに。(デッキは撮影可)


遠くにある光が神戸の街並みなんだろうか。GPS見るの忘れたなぁ。8月の蒸し暑い時期ではあるが、洋上で感じる風は何だか気持ちよかった。

デッキから戻り、今度こそ寝るぞと横になりラジオを聴いていたが、結局寝れたのは4時ぐらいだったと記憶している。そしてその1時間後、大音量のジャンボフェリーの歌で叩き起こされることになる。

フェリーは20分ほど遅れて午前5時半すぎに接岸。

到着した高松東港から高松駅まではシャトルバスに乗って向かった。

午前6時。まだ街が始まっていない中を一人でポツンと・・・。

最初にいく島のフェリーまでまだ3時間もある。さてどうしよう?

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