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○日本全国沖縄探し旅 第2話 大阪(後編)

※この記事は2013年3月に訪問した当時の旅日記です。

半年ぶりの訪問・・・。朝ドラは商店街の雰囲気を一変させたのか!?

最初の訪問から半年がたった。再び大阪・大正区を訪れた私。前回と変わったところと言えば、大正区が沖縄とともに朝ドラ「純と愛」の舞台になったことである。沖縄が朝ドラの舞台になったのは国仲涼子主演「ちゅらさん」以来11年ぶり。ブーム再来か!と思いきや、朝ドラらしからぬ鬱な展開にさほど火はつかず・・・。

それでも大阪のリトル沖縄は朝ドラにあやかろうとポスターがびっしり。

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まずは前回にも訪れた五色屋へ。前回、私はここでシークワーサードリンクを購入した。しかし和菓子屋さんである以上は和菓子を買うべきだと考え、今回は

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紅いもアイスを購入した。中には紅いもアイスとバニラアイスが入っているが、なんとまぁアイスの固いこと。ピークを過ぎたとは言えまだまだ寒い大阪。なかなか溶けないアイスに格闘しながら頂いた。夏場だったら丁度良かったのかもしれないなぁ・・・。

しばらくぶらぶらしていると、前回来たときにはなかったあるモニュメントが展示されていた。

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空き店舗の前にどーんと置かれている段ボール製シーサー。新聞記事が展示されていたので見てみると、このシーサーは大正区出身の紙細工職人の方が制作。制作期間なんと2ヶ月と大作なのだ。太い眉と大きな鼻。十分に厄除けの効果はあるとおもう。是非"本場"でも現れてほしいのだが、何せ段ボール製というのがネック・・・。

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こちらも前回にも訪れた宮城ホルモン屋さん。ここのお店の特徴といえば"沖縄風"ホルモン焼き。中に入ってみると既に先客がいた。半年前に訪れた時にもいたので繁盛している証拠だろう。

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ピンぼけしていて申し訳ないが、串は1本60円から食べられる。ちなみにホルモン焼きは通常は牛の肉をつかうが、宮城ホルモン屋さんは豚の肉を使う。沖縄では昔から豚を重宝する習慣がある。だから"沖縄風"ホルモン焼きである。

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前回、私は串を焼いている人を店員さんと表現したが誤りで、宮城さんの息子さん(2代目)が焼いているのだ。で父はというと、息子さんの焼いている後ろで近所のおばあちゃんとともに談笑しながら豚の肉を切って串に刺していた。


「これじゃあ沖縄の農連市場と変わらないじゃないか…!」


口には出さなかったものの思わず突っ込んでしまう自分がいた。


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今回最後に訪れたのはJR大正駅の近くにあるいちゃりばさん。ここは沢志商店同様、沖縄の商品を売っているが、品揃えと値段からみるとお土産屋さんとしての性質が強いようだ。中は沢志商店同様、紅いもチップスや100円ちんすこうなど普通のお店では売っていないようなものばかり。ただその中で見つけたのが、

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・・・惜しい。正式名称はスパムなので、ーが邪魔なのだ。ただ恐らく私だけなんだろうが微笑ましい気持ちになった。

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大阪市大正区。ここは沖縄と大阪の雰囲気がミックスした場所。沖縄から一番遠い沖縄がここにはあった。

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