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続・東海道五十三食行脚 最終話

御殿場で初めての再会

御殿場駅に到着。富士山のおひざ元、そして御殿場アウトレットモールのおひざ元である。当然ここからアウトレットモールへ行くバスが出ているが、どうせ人込みでいっぱいなのでいかない。今回は町田に引き続き、オンラインサロンのメンバーさんに会いに行く。

御殿場に住んでいるメンバーさんはお店を経営されている方なので、直接お店に伺いはじめての再会を果たす。後ろでワンちゃんが激しく吠える中、その方と二人でお団子を買いに行くことに。

地元銘菓のお団子を買ってもらい、駅のベンチで座ってさっそくいただく。みたらしの餡がとっても甘い。思わず食べ惜しみをしてしまった。

オンラインサロンのメンバーさんと駅のベンチで座りながら、あれやこれやと世間話に花が咲く。が・・・。花を咲かせすぎて時計を全く見ていなかった。メンバーさんと別れたのが午後2時すぎ。御殿場線に乗り国府津駅へ戻る電車に乗っているときに、去年のある記憶を思い出したのである。

ある旅の記憶

2022年12月。私は青春18きっぷを使い、小田原へ崎陽軒のシウマイ弁当を食べるためだけに、大阪から小田原まで日帰りで往復するという、乱暴かつ横暴な旅をしたのだが、

その時に念入りに調べたのが大阪へ帰る終電時間。確か小田原発が午後4時1分がリミットだったような・・・。と思い乗り換え案内を調べると、すでに終電ギリギリまで追い込まれていたことに、このときようやく気付いたのである。

結局国府津からは途中下車することが出来ず、7時間ずっと電車に乗りっぱなしでどうにか終電間際に大阪に帰ることができたのである。

来年の第3回に向けて


来年の第3回に向けての課題として、東海道線の両端をどうするかが出てきた。どうしても始発・終電近い乗車になってしまうので、開いているお店が少ないのである。じゃあ開店まで待つかとなると今度は目的地にたどりつかないのでそこが悩ましい。でもこれが18きっぷの旅の醍醐味であるんだけどね。

来年はどんな味に出会えるのだろうが、それに期待しながら次回の旅・東北へと足を向け始めたのである。

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