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瀬戸内海行き当たりばったり旅~しまなみ海道完全走破~ 第5話


橋を渡り、次に向かった島は生口島。ここからは広島県の尾道市に入る。

覚悟を決めて・・・。スーパーで弁当を食べる


生口島はレモンの街。3年前に訪れた時はジェラート屋に行き、レモンジェラートを食べた。美味しかったのでまた食べたいなぁ。なんて思っていたのだが、

生口島に入って向かったのはジェラート屋、ではなく近所のスーパーである。

ここで総菜をいくつか買い、イートインコーナーで頂く。というものの、
生口島到着時点で時刻は午後5時45分。しかしゴールの尾道まではまだ30キロも残っていた。私は競輪選手ではないのでどうあがいたって日没までに着くなんて不可能である。さらに困ったことがある。
最後の島である向島から尾道に渡るにはフェリーが推奨されている。橋はあることはあるが、歩道がなく、自転車で走るには危険が伴う。そのフェリーの最終便が午後10時発。なんとしてもそのフェリーに乗らなければ。

ということで夜間走行が確定。この先、お店があるのか分からないので覚悟を決め、白身フライを食べた。未知の世界。いったいどうなるんだろうか。

3年前に訪れたジェラート屋。しかし店の電気は付いていなかった・・・。

瀬戸内を彩る夕日。もっとゆっくり見ていたいが・・・。この時間になると他のお店も帳を下ろしており立ち寄るところがない。黙々と尾道へ向けて走り続ける。

因島へ入る


こうして特記することもなく生口島は通りすぎ、次に入る島は因島である。

因島はポルノグラフィティの生誕の地。ただ正直なところ、ラジオのいちリスナーだった程度でそこまで詳しくはないが、楽曲はよく聴いている。

ここまでくると大手チェーン店の看板が目立ち、地方のロードサイドと大差ない光景が広がる。


水軍観光。そうだ。ここには因島水軍城という城が山の上にある。但し因島に昔から城があったという訳ではなく、中身は村上水軍に関する資料館である。以前にも書いたかもしれないが、私は高校の歴史の授業はまともに聞いてなかった為、村上水軍のこともよく分からない。好きな人にとっては魅力的なものかなぁ・・・。スミマセン、ホントに歴史が苦手なもので・・・。

時刻は午後7時半。夏の時期とはいえさすがに周囲が暗くなってきた。ライトをつけて、道に敷かれている青いラインを目安に自転車を漕ぎ続ける。

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