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これまでと、これから

自分のことは器用貧乏だと思っています。
撮影も編集もイラストも文字書きも
あたりさわりなくそれなりには出来るけれど
自らを売り込めるほどの武器、とはまだ呼べない。
磨き上げたいという欲はもちろんありますが。
人に、人とのご縁に
生かされているニンゲンです。

私にとっての「ものづくり」は
アウトプットは極論どんなものでもよくて
「誰かと一緒」だから面白い。
誰かの力になれるように
誰かの味方になれるように。
ただひたすら
その一心で突っ走ってきたなぁと
それだけは胸を張って言えます。

新卒で映像制作会社に入社し、4年半働きました。
広告の世界でのものづくりの面白さも、
光の当たらない部分の泥臭さも身をもって学んだ。
ただ、TVCM=作品だと捉えてもらえるのは
世間のごく限られた土壌での話であって。
広告制作会社という所属を手放してみると、
制作部・PMとして過ごした4年間を
なかなか理解してもらえないということに
何度も歯痒さを覚えました。
でも、制作部として自分がやってきた
「人をつなぐ」ことって
目に見えるもんではなくて。
それじゃあ真理を突いているんだと思ったら、
なんだかストンと腑に落とせました。

何が好きで何が大切なのかとか
つまり自分が何者であるか、は
こうして書き連ねた言葉だとか
会うことで伝わるナニカから
相手に感じ取ってもらうしかない。
ご縁を大切にしたい
という気持ちに自然と拍車がかかります。

「制作進行」という立場の面白み・重要性は、
実はあまり知られていないように感じます。
こんなに楽しいのにもったいない。
業界や役職によって
マネージャー、プロデューサー、ADなど
呼び方はさまざまありますが、
形はどうであれ、私はこれからも
誰かと一緒に面白いことを企んでいきたいし
人と人との間に立っていたいのだと
最近やっと頭と心の整理がつきました。

これまで出会ったみなさんも
これから出会うみなさんも
どうぞ、よろしくお願いします。
一緒に面白いことしましょう。

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