表現の不自由と政治 Part-2 私たちの『表現の不自由展・その後』名古屋展レポート(仕事文脈vol.21)
2019年のあいちトリエンナーレ(以下、あいトリ)で「表現の不自由展・その後」(以下、不自由展)を見れなかった1人である。その夏は韓国取材があり「平和の少女像」が展示されている「戦争と女性の人権博物館」も訪問することになっていた。その少女像に日本で、公人である市長がヘイト発言をして、国は助成金の不支給を示唆し、これに呼応して抗議が現場に殺到し、たった3日で中止となった。訪韓直前に行ったあいトリで、灯りが消された不自由展のブース、展示ボイコットをする海外アーティストの抗議の声