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腰椎椎間板症に対する介入戦略

※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。


こんにちは、だいじろうです

前回は「急性腰痛に対する介入戦略」について紹介しました。

具体的な介入方法というよりもマネジメント的な考え方がメインだったかと思います。


急性腰痛に対してはやっぱりそっちの方が大切かなと感じております。

もちろんめちゃくちゃ痛がっている方が目の前にいるので、どうにかしたいという思いはありますが、なんだかんだで何も施さない方が良かったり。


もどかしいところですね。。。


さて、今回は「腰椎椎間板症」をテーマに説明していきたいと思います。



腰椎椎間板症の病態について考えてみる


腰椎椎間板症は、椎間板が傷んで腰痛をきたす疾患とされています。


腰椎の動きに伴い、椎間板内の髄核が移動し、椎間板に過度なメカニカルストレスが生じることが要因と考えられます。

ベースとして加齢などによって椎間板が変性しているケースももちろんありますが、髄核の移動量が正常よりも大きくなることも大きな要因と考えられます。


では、「髄核の移動量が大きくなる」とはどういったことでしょうか?


髄核の移動を伴う脊椎の動きとして屈曲・伸展・側屈が挙げられます。

屈曲の場合は前方の、伸展の場合は後方の、側屈の場合は同側の上下の椎体の間隙が狭くなります。


それに伴い、髄核が反対方向へ押し出されるように移動するわけですね。


そう考えると、上下の椎体の間隙より狭くなるような動きが生じたとき、髄核の移動量は大きくなると考えられます。


では、屈曲・伸展・側屈、それぞれのケースで考えてみましょう。



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