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理学療法士/アスレティックトレーナー/PdM(WEBプラットフォーム・ソフトウェア開発)

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    医療・介護従事者向けダッシュボードMediSightに関する記事をまとめるマガジンです 機能追加だったり、活用法などを不定期更新していきます

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    だいじろうの日々の気づきをコラム形式で投稿していきます。毎日12時までに投稿いたしますので、昼休みのお供にお楽しみいただけると嬉しいです!

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採用は1日にしてならず(でもそんなに難しいことではない)

こんにちは、だいじろうです Xで採用についての話題を目にしました あなたは「採用」というとどんなことをイメージしますか? 私たちの業界であれば、医療系の求人サイトや養成校などに求人を出して、そこから応募があった方々を対象として採用試験が行われることが一般的かと感じます その採用試験は法人によってさまざまで、面接だけのところもありますし、書類選考から筆記試験、面接というように数回のステップを踏んで行われるところもあるかと思います 私が最初に勤めた職場は、筆記試験、実技

    • もうちょい気軽にデータ分析できたらなと思ってダッシュボードつくってみた

      ※関連マガジンはこちら こんにちは、だいじろうです タイトルにもあるように、もうちょい気軽にデータ分析ができたらいいなーと思って、ダッシュボードをつくってみました 無料ですので、ぜひ使ってやってください 名前の由来今のところ、医療に特化したものではありませんが、医療介護従事者がデータ分析をして、そこから意思決定しやすくしていきたいなと思い、「Medical」と「Insight」を組み合わせて「MediSight」という名前にしました 今後はユーザーさんの要望も踏まえ

      • 腰部脊柱管狭窄症に対する介入戦略

        ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです 前回は「腰椎分離症」について紹介しました。 今回は、腰部脊柱管狭窄症に対する介入戦略について解説していきます。 はじめに 腰部脊柱管狭窄症はその名の通り、腰椎部分に位置する脊柱管が狭窄されることで、腰部や殿部、下肢の痛みや神経原性跛行などを引き起こす疾患です。 その治療には保存療法と手術療法とがありますが、その有効性についてはさまざまな報告があるようです。 私が若手の頃、先

        • 運動連鎖の視点から考える足部・足関節への介入

          こんにちは、だいじろうです。 今月で足マガジンが終了するということで、今回の記事では私が実際に足部・足関節に介入する際の流れやポイントについて紹介していきたいと思います。 上行性運動連鎖によって間接的に他の部位に介入する場合や足部・足関節疾患に介入する場合には、今回の内容にそれぞれの疾患の病態などを当てはめながら進めていただければと思います。 よろしくお願いします。 はじめに 早速ですが、臨床で足部・足関節をみる際はどういったポイントを意識されてますか? 運動連鎖

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          腰椎分離症に対する介入戦略

          ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです 前回は「腰椎椎間板ヘルニアに対する介入戦略」について紹介しました。 はじめに 腰椎分離症は患部である椎弓部分の疲労骨折と考えられており、過伸展の繰り返しによる過度のメカニカルストレスが危険因子であり、L5で最も多く、次いでL4で発生します。 症状のある症例の80%は両側性であり、片側性の場合はより良好な経過をたどるとされています。 体幹をひねるスポーツをする若い選手に多くみら

          腰椎分離症に対する介入戦略

          腰椎椎間板ヘルニアに対する介入戦略

          ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです 前回は「筋筋膜性腰痛症に対する介入戦略」について紹介しました。 今回は、腰椎椎間板ヘルニアの介入戦略について解説していきます。 はじめに 腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板内の髄核が線維輪を介して、一般にその後側部で変位するものです。 ヘルニアの程度によっては、腰部神経根や硬膜が圧迫・刺激され、臨床的には神経根症状などが現れます。 この症状は古くから知られていましたが、椎間板ヘル

          腰椎椎間板ヘルニアに対する介入戦略

          足関節捻挫後の患者立脚型アウトカムについて

          こんにちは、だいじろうです。 今回は、足関節捻挫後のアウトカムについて考えていきたいと思います。 はじめに足関節捻挫は、足関節周囲の靭帯の伸張を伴う一般的な運動器疾患です。 足関節が正常な可動域から逸脱したときに起こり、主に活動的でスポーツをする人たちにみられます。 臨床においては、可動域の改善や筋力の向上、足関節の静的・動的安定性の向上などを目的にリハビリテーションを実施していきます。 足関節捻挫は適切な介入が行われないといわゆる「クセになる」とされており、何度も

          足関節捻挫後の患者立脚型アウトカムについて

          筋筋膜性腰痛症に対する介入戦略

          ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです 前回は「腰椎椎間板症に対する介入戦略」について紹介しました。 はじめに 今回は筋筋膜性腰痛症に対する介入戦略について解説していきたいと思います。 流れとして、筋筋膜性腰痛症の症状や要因、それに対する評価や介入、予防についてまとめていきます。 筋筋膜性腰痛症は、腰部周囲の筋や筋膜に急性的にあるいは慢性的に負担が加わることによって生じます。 基本的にレントゲン上での異常はみられ

          筋筋膜性腰痛症に対する介入戦略

          カーフレイズ再考

          こんにちは、だいじろうです。 これまでの足部疾患シリーズの記事はこちらから参照ください。 今回は足部・足関節周囲のトレーニングとして代表的なカーフレイズについて再考していきたいと思います。 まず、カーフレイズはトレーニングとして用いられるだけでなく、それ自体が評価として用いられることもあります。 カーフレイズはそれぞれの筋機能や可動性なども含めて評価できるため、足部・足関節疾患はもちろんですが、さまざまな下肢疾患への影響も把握することができるようになります。 では、

          カーフレイズ再考

          椎間関節性腰痛症に対する介入戦略

          ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです。 今回は「椎間関節性腰痛症」の概要とその評価・アプローチについて解説していきたいと思います。 椎間関節性腰痛症の病態 概要についてはこちらのサイトが非常に分かりやすくまとめてくださってますので、参照ください。 まとめると・・・ 臨床においても保存療法が主な治療となるかと思いますので、椎間関節性腰痛症に対する評価・アプローチは療法士にとっても非常に重要かなと思います。 以下に、

          椎間関節性腰痛症に対する介入戦略

          【公開】足部・足関節の解剖と機能

          こんにちは、だいじろうです。 今回は私が運動器リハのすゝめで開催してきたオンラインセミナーのアーカイブ(有料)を掲載いたします。 記事のタイトルどおり、「足部・足関節の解剖と機能」について解説しています。 動画の本数は少し多いですが、ぜひ日頃の臨床に役立てていただければと思います。

          【公開】足部・足関節の解剖と機能

          腰椎椎間板症に対する介入戦略

          ※以下の記事で腰痛について体系的に学べるようにしております。 こんにちは、だいじろうです 前回は「急性腰痛に対する介入戦略」について紹介しました。 具体的な介入方法というよりもマネジメント的な考え方がメインだったかと思います。 急性腰痛に対してはやっぱりそっちの方が大切かなと感じております。 もちろんめちゃくちゃ痛がっている方が目の前にいるので、どうにかしたいという思いはありますが、なんだかんだで何も施さない方が良かったり。 もどかしいところですね。。。 さて、

          腰椎椎間板症に対する介入戦略

          内反小趾に対する治療戦略【本編】

          こんにちは、だいじろうです。 これまでの足部疾患シリーズの記事はこちらから参照ください。 今回で足部疾患シリーズは最後となります。 シリーズ最後は「内反小趾に対する治療戦略【本編】」について解説していきます。 症状として現れることは少ないが・・・ 本記事をお読みの方のなかでも「内反小趾」という診断名でのリハビリの処方を経験された方は少ないかと思います。 私も「内反小趾」単独での処方は経験がありません。 内反小趾はその名の通り、小趾MP関節が内反変形を呈する疾患と

          内反小趾に対する治療戦略【本編】

          急性腰痛に対する介入戦略

          こんにちは、だいじろうです。 今回から疾患別の介入戦略について解説していきたいと思います! 第1回目のテーマは「急性腰痛」。 急性腰痛に関しては、未だにさまざまな主張や議論があります。 その辺りに関しても私なりの考えをまとめていきたいと思います。 はじめに:急性腰痛の概要 ということで、急性腰痛についてまとめていこうと思ったのですが、ぶっちゃけこちらのサイトを見ていただければいいと思います。 一般の方向けにとても分かりやすく解説されてあるサイトですが、医療者とし

          急性腰痛に対する介入戦略

          モートン病に対する治療戦略

          こんにちは、だいじろうです。 これまでの足部疾患シリーズの記事はこちらから参照ください。 さてさて、今回はモートン病について書いていくわけですが、前回のフライバーグ病と同様、国家試験以来聞いたこともないという方も少なくないかと思います。 ですが、フライバーグ病と同様に、診療にあたる上では頭の片隅にいれておくことは重要ですので、今回はモートン病の病態と理学療法についての概要を解説していきます。 神経障害を呈するモートン病 モートン病はMTP関節部の深横中足靭帯の直下(

          モートン病に対する治療戦略

          メカニカルストレスから考える屈曲型腰痛と伸展型腰痛に対する治療戦略【実践編】

          こんにちは、だいじろうです。 前回はメカニカルストレスから考える屈曲型腰痛と伸展型腰痛に対する治療戦略の理論編について解説しました。 記事内では、屈曲型腰痛と伸展型腰痛とでどのような肢位・動き方によってメカニカルストレスが生じているかの典型例について紹介しました。 もちろん記事内で紹介したものだけではありませんが、私が臨床で介入する上ではそれらの典型例くらいしか判断できないのではないかと感じています。 脊椎は徒手的に行える関節操作が限られているので、その動き方やそこに

          メカニカルストレスから考える屈曲型腰痛と伸展型腰痛に対する治療戦略【実践編】