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腹式呼吸を考える


こんにちは。だいじろうです。


先日、私が運営している運動器リハのすゝめのオンラインセミナーのなかで、腹式呼吸のことが話題にあがりました。


私は整形領域で活動していたり、ピラティスレッスンを実施したりすることもあるので、腹式呼吸については運動器の視点で考えることがほとんどです。


ですが、よくよく考えると私が腹式呼吸や胸式呼吸といった呼吸様式についてはじめて触れたのは学生時代の呼吸リハの講義だったかと思います。

いわゆるCOPD患者さんに対する呼吸リハの1つとして腹式呼吸が推奨されていました。


実際に「腹式呼吸 方法」と検索すると呼吸リハの1つとして掲載されてあるものもヒットします。

【実践編】腹式呼吸


その他にもさまざまなサイトで腹式呼吸について解説されてありますが、リラクゼーションを目的としたものも散見されます。

腹式呼吸のやり方


腹式呼吸をくりかえす - こころと体のセルフケア - 厚生労働省


腹式呼吸のメリットは?ゆっくり深くお腹から息を吸う


これらはメンタルヘルスやマインドフルネスが注目されていることも影響しているかもしれませんね。


また、数年前からピラティスやヨガが流行してきて、患者さんに呼吸について指導したりすると「これは腹式呼吸でいいんですか?」と聞かれることも増えてきたように感じます。


もちろん同じ「腹式呼吸」と言っても、目的によって方法や注意点などは異なってくるかと思います。


たとえば腰痛に限らず炎症期のような痛みが強い時期の患者さんや、全身的に緊張の高い患者さんに対しては、前述したようなリラクゼーションを目的とした腹式呼吸を指導することもあります。

ただし、本マガジンは腰痛マガジンですので、ここではいわゆる「腰部・骨盤帯の安定性向上」を主目的とした場合の腹式呼吸について考えていきたいと思います。



ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「腹式呼吸を考える」について詳しく解説しています。
詳しく知りたい方はぜひ”実践!ゼロから学べるLow Back Pain”マガジンの購読をお願いします。


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