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縄文の文化:仲間意識  弥生の文化:ライバル意識

 昨今の日本人、資本の都合によって労働者は仲間の労働者と競争させられます。そうして仲間意識を失っていきます。

 牧畜民族と農耕民族の比較、牧畜民族のほうが強い仲間意識を持っているようです。
 牧畜民族のあいだでは、そもそも民主主義は成り立ちません。
 敵に襲われないように結束しますが、それ故、集団支配する指導者はたった一人です。つまり独裁制になります。
 集団の結束力は強く、構成員は孤独に悩むことはない。

 農耕民族のあいだ、水資源が必要ですが、我田引水と水を得るための競争意識、ライバル意識が濃厚になります。
 農耕民族は、それなら隣人とはなれてすめばよいという話ですが、水が得られる土地に集合し、何かの折に近所の助けを必要としなければならないというヤマアラシのジレンマなところがあります。

 縄文の文化:仲間意識      弥生の文化:ライバル意識

 うさぎと亀という寓話があり、インド人に話してみると、インド人は、亀が寝ているうさぎを追い越すとき、「もしもしうさぎさん、目を覚ましたほうがいいですよ」とか、「病気であるかもしれないから起こしてやるべきだ」と考えるという仲間意識を持っているそうです。
 こういうケース、うさぎと亀の寓話のストーリーから、同情は禁物、日本人は自分が勝つことばかり考えている。
 他人に無関心な傾向が日本人にはあるそうですね。

 日本に住んでいる私の場合、勝利しようとして、自分がお世話になってる人なんかだと、手を抜いたりして、負けてしまうと、その後、非難を受け、すごく後悔するところがあります。
 経験上、負けてしまったその後、そのマイナスを取り戻すのに非常に苦労しますね。だから、とりあえず勝利しておくことは大事だと思います。
 


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