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自分で自分のヒーローになる

こんにちは、ターチです。

久しぶりの投稿です。

人は自分のコントロールができないと、本当に何かをやりたくなった時に統制が取れなくなる、と思います。

だから、自分の場合は特にですが、常日頃から、少しでいいので規律を設けておくことが必要であると感じています。

もっと人格が素晴らしい方、能力の高い方は、そんなことをしなくても、自分を統制できるかもしれませんが、私は未熟な人間なので、自分を少しでも統制しておかないと収まりが効かなくなります。

以前、もう亡くなってしまったのですが、世界的なマーケッターでダン・ケネディという人がいました。この人はコピーライターとして大成功した人物なのですが、自分の性格について、ニュースレターで面白いことを書いていました。


私は、パン屋でおまけでもらったフランスパンを、帰ったら速攻で、ゴミ箱に放り込みます!


私はこれを読んだ時、

「ええっ!!頭が狂っているなこの人」

と思いました。しかし、後からよく考えてみると、実は彼はものすごくストイックな人物で、それだけ自分を統制していたのです。

このフランスパンを食べてしまうと、自分の仕事に影響を及ぼし、収まりが効かなくなることを彼は大いに理解していたのです。


今、「好きなことをやろう」とか「好きなことだけやって幸せになろう」とかいう文句が流行っています。

これは確かに正しいと思います。私自身も大賛成ですが、ただしこれは条件がつくと思います。それは個々人の規律がどのくらいできるかによるのですが、それをできたらの話だと思っています。

先のダン・ケネディの話ではないですが、自分を統制できない人物が、もし好き放題やってしまったら、おそらく崩壊するでしょう。

だからこそ、自分を統制するための手綱が必要なのです。

この手綱は、普段の規律で作ることができます。

「えっでも、そんな規律なんてできないよ」

と思われるかもしれませんが、私が思うに、一番簡単な、シンプルな規律でいいと思っています。

例えば、

ご飯を食べる前と後で、必ず「いただきます」と「ごちそうさま」を言う

とか

毎日1行日記を書いてみる

とか

トイレットペーパーを使ったら必ず三角折りにしておく

とかです。

こんな簡単なことでいいのと思われるかもしれませんが、これくらい単純で小さいことの方が、私は効果が大きいと考えています。

これらを繰り返していくことで、いざ、何か自分がことを成し遂げようとした時に、大きな力となってくれると思います。


私は先のダン・ケネディの本で『大金持ちをランチに誘え』という本があるのですが、(タイトルはもっといいタイトルがあった気がしますが)

この本の中で、忘れられないエピソードがあります。


それは、ダンが、空港で靴磨きをしてもらった時の話。

あるアメリカの子供を持った母親の話です。母子家庭で子供が確か何人かいて、高校生もいて、一人で家族を養っています。

彼女は言います。

学歴がないため、空港で靴磨きの仕事をしているのだ、と。

彼(ダン)は靴を磨いてもらいながら色々話を聞きます。

「息子を大学へ進学させるため、この仕事を頑張っているの」

そして仕事を終えると、コインを持ち電話を息子たちにかけに行くのだそう

彼は結びでこう書いていました。

彼女はヒーローだ

と。

彼女は不平不満を漏らさず、自分のできることを精一杯やり生きている

と。

私はいつも自分が何か物事につまずくとこのことを思い出します。

自分が自分のヒーローになれているかなあ・・・

と。

結局自分を助けるのは自分です。

自分を助けられないと、人に依存した人生になります。また自分の意思も弱くなると思います。

かといって、あまりにも自分に厳しすぎるのは、もう時代錯誤だと思っています。

だから、いまこのバランスポイント探しています。

みなさんは自分のバランスポイントを持っていますか?

今日は秋っぽくなってきたので、少し前のことを思い出しながら、書いてみました。ありがとうございます!


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