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結婚を考えていた彼と突然の別れ


最初の別れ話から2日、
お別れから1日が経過しました。

今でも夢を見ているよう。

信じられない受け入れられない気持ちです。


でも、これが現実でした。


今日の仕事はそれはそれは手につかず
時折涙を流しながらデスクに座っていました。

気を抜くと涙が出ます。


お別れの報告記事に応援のいいねや
共感、励ましのコメントをくださった皆さん
本当にありがとうございます。


私視点でずっと恋人とのことを記録していたので
皆さん私と同じ温度感で驚き悲しんでくださり
本当に本当に、救われています。

怒ってくださる方も多くて…

でも、私視点の記録だったから
自分の都合の悪いことは書けていなかったかも。
その分みなさんを驚かせてしまったこと
お詫び申し上げます。


これまでのことをずっと記録しているので
最後もしっかり記しておきたいと思います。

(かなり長くなってしまったので
お時間余裕のある方だけお読みください。)





初めて結婚に言及した恋人


日曜日の夜でした。

すごく久しぶりに少し遠出デートをして
家に帰ってそういうことをして
お互い疲れていて少し眠りました。

目が覚めると恋人はベッドの下にいて
最近なんとなくぎこちなかった2人の空気を
そのまま現しているようでした。

私が呼んで、ベッドに上がってきた彼。

「今日のデートもすごく楽しかった。
でもなんだかモヤモヤする。倦怠期かな。」

私がそう言うと

「うん」と返す恋人。

「何か言いたいことあるの?」

そう聞くと、初めて結婚という言葉を口にしました。

「僕たち、もうすぐ1年になるけど、
年齢的にも結婚を考えるじゃん?」

「うん」

「たこちゃんのことは本当に好き。
でも、結婚は違うと思ってて。」

「…うん」

「でもたこちゃんが好きだし
一緒にいて楽しいから
ずっと言い出せなかった。

…別れた方がいいと思ってる。」


正直、結婚についてどう考えてる?とか
もしかしてプロポーズ?と思いました。

なのに、思いもよらない言葉でした。


「なんで結婚は違うと思うの?」

「…対等な関係でいれないと思ってる。」

「いつから思ってたの?」

「半年くらい前から。」

「なんで言ってくれなかったの。」

「ごめん」


ハッキリとは覚えていませんが
こんな流れで話をしました。

気がつくと私の目からは涙がポロポロ溢れてきて
恋人も涙を抑えているようでした。


そこからはあまり覚えていません。


とにかくなんで今更言うのか。

辛いと泣きました。


「不満があったら言ってほしいって
私は何度も言ったし
私はあなたと長くいたかったから
少しずつ不満も伝えていたんだよ。」

「それなのに急に言われて
別れたいって、そんなのキツすぎる。」


ごめん、と言いながら泣く恋人。
それでも意思は固いように感じました。


その後もいろいろ話しました。

最終的に、私はそんなに焦ってないし
改善するからもう少し考えてほしい。
今年中にどうするか決めよう。

そう2人で決めました。

そこから今まで踏み込んで話せなかった
結婚観とか彼から私への違和感とか
いろいろ話しました。


この日はお互い離れたくなくて
そのままお泊まりしました。


不信感が拭えなかった


翌日、お互い仕事なのでバイバイしました。

起きた瞬間から私は悲しくて
寂しくて苦しくて
恋人を抱きしめました。

もうダメなんじゃないかと思いました。
このまま離れていくんじゃないかと。


仕事中もやっぱり考えてしまって。

恋人とは当たり前に先の話をしていたんです。
ずっとずっと。

旅行の計画もありました。

その裏で本当は別れを決めていたなんて
あまりにも恐ろしい。

こんな大切なことすらも
私からのパスがなければ言い出せない人なんて。

この人を信じることはできないと思いました。

これから先付き合い続けても
私は改善どころか、不安定になるだろうし
一緒にいても楽しめないんじゃないか。

そう思いました。


そして年齢のことも、焦りが出ました。

期限を早めてもらおう、そう思いました。

仕事が終わって、LINEしました。

「昨日の件、聞いてもいい?」

昨日の話を受けて今恋人の気持ちがどうなのか
とりあえずただ確認したかったのです。

すると恋人が家に来てくれると言うので
昨日に引き続き私の家で話すことになりました。


一番言われたくないことを言われた


近くの駐車場まで恋人を迎えに行きました。

やっぱり楽しいんです。話していると。

恋人の方はなんだかスッキリしているようで
これから私が話すことなど何も予想していないようでした。


私の家につき、しばらく愛犬と遊んで、
本題に入りました。

「昨日初めていろんなこと話したけど
その後気持ち変わった?」

「スッキリしたよ」

「別れたいっていう気持ちは
どれくらいになった?」

「1〜2割くらいかな。」

「1〜2割残ってるなら、別れたい。」

「えっ!?」

「これから先付き合い続けても
別れたいって思われてるんだろうなって
考えてしまうと思う。

昨日の話でいろんな古傷も抉られた。
すごく傷ついて不信感も持った。
今までみたいには付き合えないと思う。

付き合い始めみたいに真っ新な気持ちで
0から考えてほしい。」


私からの提案はこれでしたが
恋人はYESとは言いませんでした。

「そうするって言うと嘘になる」


こんな時だけ誠実なんだから。


その他にも話をしましたが
ハッキリ覚えていません。


恋人はとにかく悩んでいました。

自分の気持ちを言葉にできない人なので
ほとんど黙って1人で考えていました。


「別れたいってことは
私よりもいい人がいるって思ってるんでしょ。」

「そういうわけじゃないけど…」

「いるなら探したらいいじゃん。」


どういう話の流れだったか忘れましたが、
一番言って欲しくないことを言われました。


「でもたこちゃん、今までの歴代彼女の中で
ダントツに可愛いんよ。」


知らんがな。


「それが古傷を抉るんだって。
結局顔と身体でしょ。
今までの人もみんなそうだった。
可愛いなんて誰でも言えるじゃん。
実際今まで何百回と言われてきたよ。
彼君は私の中身を見てくれてるって
そう思ってたのに。」

ここで私号泣。


これが本当に辛かったです。

私はむしろ彼の外見は妥協していました。
(なんならダントツブサイクだわ)

でも好きになったら外見なんて関係ない、
中身が好きなら外見も好きになれる、
それが私の恋愛スタイルです。

中身が大好きだったのに。彼はそうじゃなかった。

顔と身体だけで将来は考えずに
今まで繋ぎ止められていたのです。
29歳という年齢で。

そしてこの局面においても
そんなことを天秤にかけていた。

本当に、本当にショックでした。


もう15年以上悩んできたことを
本気で結婚を考えていた彼にも思われていた。

もちろん中身の魅力がないことは
私の問題です。

自分では改善しようと頑張ってきたし
実際怒ることも感情的になることもなかった。

ただ、時々恋人へのモヤモヤを伝えきれず
ひとりで感情を処理するために黙り込んでしまう
そんなことがありました。

あと、時々言葉がキツいところも。

それが彼には辛かったそう。
馬鹿にされてるって感じていたみたい。

前に1度、怖いって伝えてくれたこともあったのに
改善しきれなかったのは私が悪かったです。


もっと早くに、それをやめてくれないと
長くはいられないと思うって
一言伝えてくれたらよかったのに。

そう思うのは私の傲慢です。

あぐらをかいていた私の責任です。


恋人との時間はなんだったんだろう


「29歳を半年残してほしい。
だから8月までに結論を出してほしい。」

そう伝えると、また恋人は黙りこくり。


黙ってるってことはそういうことだよねって
心の準備はできていました。


「8月までに関係は良くならないと思う。」

「そっか。
8月で無理なら12月でも無理だと思う。
関係、良くなかったんだね。」

「そうじゃないけど。
たこちゃんのことは好きだよ。
楽しかったし関係もよかったと思う。
でも僕が喧嘩慣れしてなかったから。
思ってることが言えなくなった。」

「いつからそうなったの?
何かきっかけあった?」

「半年くらい前、話し合いしたの覚えてる?」

「えっ…
あの時から!?

私はあれは今後の2人のために
いい話し合いができたと思ってたのに。
だったらあの時別れればよかったじゃん。
彼君の嫌なところも受け入れたんだよ。
今までの時間なんだったの。
私の気持ちも考えてよ…」

ここで号泣、初めて声も荒げました。


私はあの時から関係が深まったと思っていたのに
彼はあの時から溝が深まっていたようです。


もうこんなすれ違い、どうしようもない。

彼が開示してくれない限り、どうしようもない。


ごめんなさいなんて言わないで


「もう、それでいいんだね。」

「…うん。」

「わかった。」


この時には涙はすっかり引っ込んでいた私。

家にある恋人の荷物をまとめ始めました。


ずっと泣いている恋人。


「ごめんなさい。ごめんなさい。」


そんな言葉で許されると思わないでほしい。


泣きたいのはこっちだって。


そっちは随分前から決めてたんでしょ。
突然後ろから刺されたような私の気持ち
あなたにはわからないでしょ。


「傷つけてごめんね。苦しかったね。」

私はそう言いながら、立ち尽くす恋人をよそに
荷物をまとめさよならの準備を進めました。


最後のお別れ


恋人が車を停めている近くの駐車場まで
私の車で送っていきました。

「今までありがとう。本当に。
楽しかったしずっと一緒にいると思ってた。」

「本当にありがとう。ごめんなさい。」

「8月まで時間くれると思ってた。」

「…」

車を停めて最後に少しだけ過ごしました。

恋人はずっと泣いていて
ごめんなさいしか言いません。


根性なしだなぁ。


「ま、お別れはもっと幸せになるためだから。
彼君ならいい人見つかるよ。
私もこれでまた一つステップアップするよ。」


最後に私からハグをしました。

「最後になってこんな感情出して
もう遅いよ。」

そう伝えました。

「風邪ひかないでね。
身体に気をつけてね。」

それが彼からの最後の言葉でした。

こうして私たちの関係は終わりました。


元恋人に思うこと


彼の気持ちはとってもよくわかるんです。

大好きだからこそ思っていることが言えなくなった。

私もその経験があります。


まさに彼と同じような感じで
見た目が大好きだった元彼と付き合っていた時。


嫌われたくない、めんどくさいと思われたくない。

全てを溜め込んで爆発して
結局その元彼を傷つけながら別れてしまいました。


だからこそ、私は彼君と喧嘩できる関係でいたい。
あなたのことが大好きだよと伝えていた。
長く一緒にいたいから思ってることは言ってほしいって
精一杯伝えたつもりだった。


「相性が合わなかっただけだよ。
こればっかりは仕方ない。」

別れを伝えた母がそう言ってくれました。

私がとてつもなく居心地が良かったのは
彼がたくさん我慢してくれていたのかもな。


別れることを決めていたなら
私の趣味のヨガ教室にも一緒に行って欲しくなかった。
愛犬のコミュニティにも入らないで欲しかった。
彼はもうポチくん(仮名)パパになっていました。

そしてヨガ教室で私の母に会うことも
嫌がって欲しかった。


何も嫌がらないんだもん。
将来考えてくれてると思うじゃん。


どこまでも自分勝手な人だったなって、
今が楽しければそれでよかったんだなって。

気づけなかった私が招いた結果です。


多分、私以上の女性なんて
簡単には出会えないと思うけどね。
せいぜい頑張ってくださいね。

お互い幸せになりましょう。


別れて丸1日経って


正直、彼からの連絡を少し期待しています。

そうです、私は復縁常習犯です。

でも連絡がないことはわかっているし
連絡が来たところで復縁はない。

別れてスッキリしたのも事実です。

こうして別れを言葉にすることで
さらに吹っ切れています。

そして別れを報告した友達からの
心優しい言葉と気遣い。

読者の皆様からの温かい言葉。


自分で彼との記録を読み返していると
このままでいいのかと考えている時もあって
こうなってよかったじゃんって思えています。

田舎の婚活は厳しいと思うけど
妥協していた外見を条件に入れようかな
なんて、少しワクワクしたり。

週末、早速1つの相談所を予約しました。


この街は彼との思い出が多すぎて
どこに行くのもしばらくはしんどいかも。

多分まだまだ泣くことはあるけど
未来を見て私らしく過ごしていきたい。

しばらくは更新頻度が高いかもしれません。
私のこれからも見守ってくださると嬉しいです。


元彼君、1年間ありがとう。

大好きだったよ。

幸せになろうね。
















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