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約半年で未経験からクリエイティブ職に就いたわたしが思う"あってよかったもの"📖

こんにちは、きなりです✨

わたしはこの1年で、

・スキルゼロの状態から職業訓練校と独学でデザイン職へ就職
・副業でライティング業務開始

というクリエイティブ分野への転身を遂げました💪🎊

「なかなかにアグレッシブにキャリアを積めているのでは?」と自負しているのですが、そのエネルギーの基盤にはとあるアイテムの存在があります。

そのアイテムとは、記事のタイトルにもある通り「あってよかった」と思うもの…! 今日はそのアイテムをご紹介しちゃいます💪

未経験クリエイターが思う"あってよかったもの"

ずばりこれです!

"本"です!

しかもただの本じゃないですよ、"積読"です!

この辺ぜんぶ積読です!

Q,そもそも「積読」とは?
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積読

読み方:つんどく
別表記:積ん読
本を購入し、「いつか読もう」と思ってはいるものの、まだ読まずに放置してある(積んである)状態、あるいはその本を意味する語。「積んどく(積んでおく)」に掛けた表現である。

実用日本語表現辞典』より引用

要は「いつか読むその日まで置きっぱなしの本」のことです。
一体この家には積読が何冊あるんでしょうかねえ…怖くて数えたことがありません😭(実は写真に写っていない場所以外にも積読があり…)

Q.これって無駄ですか?

このいつ読まれるか分からない積読、みなさんは"無駄"だと思いますか?

本を習慣的に読む/読まない、
本が好き/そうでもない、
どのような立場であれ意見の分かれやすい問いだと思います💭

丁度Yahoo!ニュースでもこのような記事も出たばかりです😌

仮に積読が年間6冊あったとしましょう。全体平均額を基にすると「1268円×6冊」で7608円無駄にしています。

Yahoo!ニュース「6冊以上を「積読」にしている人も!?本を読まずにそのまま放置すると年間何円無駄になる?」より引用

だそう。
お金に換算するとなかなかの出費ですね😌

たしかに「価値」を測るのに"お金"って分かりやすい指標ではありますよね😌

普段は、スーパーでの買い物で見切り品にはめちゃめちゃ目を光らせるし、値引きされたお惣菜には心躍るわたしですが、本を読む上で、はたまた本を積んでいく上で"お金"は気にしないです😌

理由は、読書ないし積読には"お金"で換算しきれない価値があるからです😌😌😌

A1,そも「読書」の価値

「積読の話では?」
「積読がいかにキャリア形成の役に立ったのか、という趣旨の記事では?」

という疑問が浮かぶような見出しをつけちゃいました😌
しかし積読の魅了を説明するには、そもそも「読書」そのものの魅力を共有しておかなきゃなので、まずはそのお話から📖

読書の価値は多岐に渡りますが、一旦今回は「読書が自分のキャリア形成にどう役立ったか」に絞ります!

わたしが実感している、読書によって何が身についたことのひとつに「具体化と抽象化の行き来」が挙げられます。

端的に言い換えたら、

ぼやけたもの💭をハッキリしたもの✨に(=具体化)、
ハッキリしたもの✨をぼやけたもの💭に(=抽象化)

にすることです。

それが何の役に立つかって仕事中によく分からん依頼が来ても対応できることです。

デザインやライティングの作業をするにあたって「こういうの作ってほしい」という依頼が来るわけですが「"こういうの"ってつまりどういうの?」というのが依頼主自身ハッキリしていないことが多いです。

実際に受けた事がある事例を例にしたら、

「なんかかっこいいカンジで!」
「シンプルでポップなカンジ!」
「うーんとりあえずお任せで!」

とか💭

あるいは「チラシつくってほしい」とだけ言われても、作る側としては「納期は?サイズは?何のチラシ?どこで使うチラシ?写真素材は?…」みたいな情報が揃わないとつくれないです。

「最初から具体的な指示をくださいよ!」…と思われるかもしれませんが、あくまで依頼主は(語弊を恐れずに言うと)作れないから依頼するわけです。言い換えたら「作るにあたって必要な具体的な指示」は何かが当人の中でハッキリしていたら、ご自身でやるはずです。

なので依頼主から「作るにあたって必要な具体的な指示」を引き出すのは作り手の仕事!というのがわたしの考えです😌

そして、ここで役に立つのが「具体化と抽象化の行き来」の力💪✨

漠然とした依頼💭を、具体的な方法✨に変換し(=具体化)、
具体的な方法✨でデザインや原稿などの作品💭に落とし込む(=抽象化)。

……で、それと読書の何が関係あるの?って話ですが、
読書ってまさに「具体化と抽象化の行き来」を繰り返す行為なんですよね。

例えば小説だったら、文字の羅列💭を読んで、それをもとに頭の中で具体的なイメージ(風景・登場人物の動きなど)✨を想像する(=具体化)。

実用書だったら、同じく文字の羅列💭を読んで、得た情報を参考に具体的な行動✨に移す(=具体化)。

じゃあ「抽象化」はというと、本を読んで得たイメージや発想✨を、自分の中で整理する💭ことだと思ってます。

その方法は、読後の余韻に浸るとか、読んだ感想を書くとかいろいろありますが…。

個人的に「抽象~~~‼」と強く感じるのが、読書中にふと「この作家さんらしい文体だな~」「多分このあとこういう展開になるな…」「今度はこういう本読んでみたいな~」などという考えが自然と頭に浮いてくるときです。

頭の中にある情報の断片同士が、読書をきっかけにピシっと線でつながることがあるんです。"ひらめき力💡"とでも言いましょうか😌

わたしの話になりますが…
わたしは去年(2023年1月ぐらい?)までIllustrator・Photoshopを始めとしたデザインソフトに触ったことがないほどのデザイン初心者でしたが、同年の9月には某会社のデザイン職に就けました💪

未経験の立場からデザイン職に就けるのはなかなかラッキーなのでは…!?と自負しています😌 職業訓練校卒という経歴が功を奏したのだとは思いますが…、とは言え、読書で身についた「具体化と抽象化の行き来」も多少は役に立ったと考えてます。

「(自分のデザインスキル・経歴が乏しいゆえ)依頼の内容があんまりよく分かんないんだけど、要はこういう事を求めている(=具体化✨)っぽいから、こういう成果物を作って(=抽象化💭)納品すればよさそう💡」

というひらめき💡を日々繰り返して仕事に着手しています🤗
未経験ながらもなんとか依頼をこなし、今日まで仕事が続けられているのは、読書で身についた恩恵がデカいんだ…とひしひしと感じております…!

(デザイン職を例に挙げましたが、副業のライティング業務でも同じことが言えます💪)

A2,…で「積読」の価値は?

だいぶ話題がそれました!
そもそもこの記事の本題は「積読」の価値、およびわたしが「"積読"はあったほうがいい」と思う理由でしたね😌

すぐ手に取れるからです(おわり)

…と言うのも、先述した通り、わたしが本を読んでいて「わたしの脳、抽象(化)してる~~~!🧠」と強く感じるのが、自分の中の情報の断片が線でつながるときです💡

マッチングすることで、
「この系統の本をもっと読みたい!」
「この作者の本を読みたい!」
「この情報についてもっと掘り下げたい!」
という好奇心が湧いて出るんですよね💡

こういう時「積読」の出番です💪

好奇心の思うがままに(いつからウチの本棚に置いてあったかもはや覚えていない)本を手に取り、読書に浸り、「具体化と抽象化の行き来」を試み、その力がやがて仕事につながる…。

という好奇心の発想から実行までがスムーズになるのが積読の利点です🤤

「"読みたい"って思った時に本買えばよくね?」
「何も本を"買いだめ"しなくても…」
と思われる方もいらっしゃると思います😌 まったく仰るとおりです…

が、やはり自分の中にも"流行り廃り"みたいなものがあり「この本欲しい!」と思った時に買わないと、今度本屋さんで同じ本を見かけても、その時は興味が薄れてシラーッと無視しちゃうことがあるんですよね。

しかし、興味が再燃することには本が売り切れてたり、最悪の場合絶版してたりなんてことも…😱

なので興味が湧いたときに即買って、すぐは読まずとも家に積んでおいて、また興味が湧いたときにいつでも手に取れるようにしておくと心強い💪

みたいな感じで、積読が習慣化している人からすれば「自分がどれだけ積読にお金を使ったか」より「(かつて)読みたかったものが読めなくなる」状況の方が怖いので、金額より「読める機会の獲得」の方に価値を感じるんだと思います。

そういう意味では、積読は「本にお金を払っている」ことではあるのですが、それと同時に「いつ無くなるか分からない”読める機会”」というお金で買えない価値を獲得するという意味で、二律背反的な行為でもあるのです😌

ちょっと奥が深い💭

補足:「急にどしたん?」

いつも記事を読んでくださる方なら「いきなり読書について語りよるコイツ…」「普段読書の話せんやん…急にどしたん?」と思われたことでしょう😭

でもほんとに、何かをつくるお仕事を円滑に進むにあたって、読書量って重要だと思います。どのようなお仕事にせよ、広義には「つくる」ことだと思うので、職業を問わず、読書は大事。

一方で「積読は無駄!」と言い切ったYahoo!ニュースの記事がどうしても引っかかって「そっちが"積読"をサゲるなら、こっちはアゲてやる❤️‍🔥」という気概で一気に記事を書き上げました💪

まあYahoo!ニュースって炎上商法をウリにするメディアではありますが…おっと失言。この記事書いた人も文章で食べている人だろうに過激なこと書くなあ~と思ってたのですが、よく見るとファイナンシャルプランナーの方が書いたのですね😌 そういう畑の人からすれば、読書ってお金をかけることじゃないのかもしれないですね。よく分からないですが、

何にせよ「無駄」と言い切るのはやめていただきたいですね。「お金」に価値を感じる人がいるように、人それぞれに価値観と言うものがあるので。

とはいえ、あたかも"読書好き"みたいな立場からいろいろ言及しましたが、実は子どもの頃から読書苦手で(⁉)、そもそも文字が読めない時期もありました🤐

今考えても不思議な現象(?)か症状だったのですが、文字の羅列を見ると蟻の大群みたいに文字がどっか行っちゃって、文字がまっすぐに読めないことがあったんですよね~…🐜

落ち着かないわたしだからこその性分でしょうか?
文字が読めなかったころの話は機会があれば記事にしよっと🍰🐜

さて、今週の記事はここまでです!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました🍥

良ければみなさんの好きな本・おすすめ本教えてください📖
わたしが最近気になっているのは、岸本佐知子さんとシオドア・スタージョンです…✨



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