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21年5/13 小説📖パロディ「痔滅の刃」No.179 第四章68 🔴宝の持ち腐れはしない

⬜⬜渋沢栄一⑶

⬜日本国に貢献

<渋沢栄一>
私も森の市松さんと大して変わりませんよ。

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否、私の方が市松さんの上を行くでしょう。
付き合った女の娘は皆、こう言ってくれました。

栄一さん、え~一物

【一物】(いちもつ)ペニス。

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持ってるな~、凄(すご)い!

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せっかく親から貰(もら)った大事な一物、このまま「宝の持ち腐れ」にしてはいかんと、

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「青天を衝け」

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ばかりに使いまくりました。
その結果かどうか

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お陰で、20~50人といわれる子供が出来ました。

<森の市松>
俺には歯が立たん!

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<渋沢栄一>
多くは妾(めかけ)の子です。
実際には、子供や孫やひ孫が何人いるのかは分かりません。
世間では私のことを性癖が強い、ヤバイ男という人もいます。

【性癖】(せいへき)性欲。

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この事が原因でずっと新札の肖像にならなかったんです。

【本当の原因】渋沢栄一はヒゲを生(は)やしてなかったので、偽造防止の肖像にならなかったと言われています。

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しかしこれだけの数の子供を世に出したことは、日本国の未来に私は多大な貢献をしているんだと思います。政府が「こども庁」創設の議論を始めたことは、私の行ないを正当化してくれます。

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68歳の時にも、

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つまみ食いした

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若い妾に子供が出来ました。

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後妻がよく言っていました。
「論語で良かった、聖書なら守れっこない」

セックスに厳しいキリスト教に対して、論語には性に関する戒めがほとんどないから

それで私が言ってやりました。
君の言うことはもっともだ、諺(ことわざ)にもある。

論語より証拠

【論より証拠】あれこれ言うより、証拠を示せば明確になる。






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