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今更ですが、自己紹介です【前編】

こんにちは、渡邉です。
最近暑いですね。
5月からこの暑さだと先が思いやられます。
私は汗っかきなので、夏は最低でも2回着替えます。
しかし今から2回着替えるとなると、夏は3回以上着替えないといけなくなります。
暑いのは好きですが、この手間が嫌になります。

さて、前回まで開業の道のりを書きましたが、改めて自分の記事を振り返ると、自分自身の自己紹介がプロフィール以外どこにもないことに気がつきました。
思いついたかのように未払い賃金に出くわした記録や社労士試験のプロセス、社労士開業し、自分のアカウントを事務所アカウントのように使うという何ともよくわからない感じに仕上がっておりました。
しかも終いには従業員の鈴木には自己紹介を書けと言いながら、自分は書かないという状況だったので、今更ながら私自身のことを書いていきます。
自分自身の棚卸しと思い、幼少期から綴ります。

◆幼少期から学生時代

私は東京出身東京育ちです。
家族構成は、母と私のみ。いわゆる母子家庭です。
母は公務員であったことから、生活は人並みにできておりましたし、やりたいことも一通りやらせてもらいました。
振り返るとまだまだ女性が社会進出するのが難しい時代に一人でここまでできるのはすごいなと思います。
そして同時に女性がなぜ社会進出できないのか、それを阻害するものは何なのかに疑問を持ちました。

この期間の私はコンプレックスの塊で、何をやってもうまくいきませんでした。正確にいうと自分が希望したものは何一つ叶えることができません。
好きな人と付き合えない(怒らせることも多々)、大学も行きたいところにいけない等・・・あげればキリがありません。

後は人と話すのが苦手でした。いわゆるコミュ障で、多分厨二病。
バイト、大学のゼミの面接等、「面接」と呼ばれるものが大の苦手でした。

しかもメンタル(マインド含む)ブロックも酷く、誰かに何かを言われるのが大嫌いでした。
写真屋さんで撮影される記念写真すらあれこれ言われるのが嫌で、怒るぐらいでした(そのため振り返るとまともな写真が一枚もないのです)。

こんな状況なので、当時は何もできない自分のことがとても嫌いでした。

◆1回目の自信を得られたきっかけ

大学生の時、家電量販店でインターネットを販売する時給1500円の仕事をしようと思いました。
コミュ障なくせに、お金だけは好きで、時給が高いバイトをしたいと思っておりました。
※当時は時給900円(東京)でもそこそこいい条件でした。

派遣会社に登録をし、研修を受け、派遣先のクライアント担当者に最終試験で接客ロープレを命じられました。
結果は、想像通り散々で、店舗に出すこともできないと言われました。
更に当時の私が酷かったのは、ここでクライアント担当者を睨みつけてしまったのです。
当然ながら「なんだその態度は!」と叱られました。振り返ると当然ですね笑
それでもクライアント担当者が懐深い方なのか、数日後に再度試験を受験させていただけることになりました。

その後、派遣会社の担当から電話があり、なぜそうなったのかをヒアリングされました。そして改善するためにどうすればいいかも伝えられました。
しかし私としては、改善することが難しいと思いました。そのため「それはできない」、「そもそもそちらの教え方が悪いのでは」と悪態をつきました。それを聞いた派遣担当者は私にこう言いました。

「そんな感じだと何をやってもいつまでも変われないよ。」

この言葉が当時の私の気持ちを動かしました。
これを言われた時に、振り返ると何をやってもうまくいかない自分が情けなくなり、ものすごい落ち込みました。
しかしもしこれで投げ出してしまったら一生このままではないかと思いました。
「それでいいのか?自分はここで諦めるのか?」
そう自問自答し、数日後の最終試験までに必死で販売商品のトークスクリプトを暗記しました。

その後の再試験では何とか合格し、無事、家電量販店に派遣されました。
そこで知り合った先輩派遣社員の方に色々教わりながら、1件、2件・・・と販売件数を伸ばし、気がついたら自分の自信に繋がりました。
そして苦手であった人とのコミュニケーションも少しずつ改善され、最終的には当時、派遣先が重要視している旗艦店に配属され、全国レベルで上位5位までに入っていたと思います。

今振り返ってもこの経験がなければ、今の私はありません。
これを経て、就職活動を行ったこともあり、自分が行きたいと思っていた会社に内定をいただき、大学4年の4月には就職活動を終えることができました。

何もかも順風満帆な人生に思えましたが、社会人になり、早々にその希望は打ち砕かれました。
長くなりそうなので、このお話は次回に続きます。

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