見出し画像

連載「差押えコラム。未払金を取り返せ!⑤」 ー 債権回収のフローを紹介します ー

※当記事は連載「差押えコラム」の第5回です。第1回から読む方はこちらです。

こんにちは!筆者の渡邉です。このコラムは、私がある会社から、未払いとなった業務委託料を回収するまでの軌跡を記録したものです。初noteでいきなり生々しい体験談ですが、記憶が新しいうちに共有できたらと思い、筆を取らせていただきました。
私のように「会社から給料が払われない」「クライアントがギャラを振り込まない」といった被害にあわれている方にとって、少しでも問題解決の手助けになればという思いで執筆します。
現在は無事に未払金を回収し、元同僚と新たに「合同会社Mauve(モーヴ)」という会社を立ち上げ、アプリケーションやWEBサイトの受託開発を行っています。
※Mauveでもnoteにてコラムを掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
https://note.com/mauve_0210/

登場人物の紹介

私は2020年末から、アプリケーション等の制作会社(以下、A社)で、バックオフィスの仕事を業務委託というかたちで請け負っていました。
契約上はオフィス勤務を求められていたため、業務は原則オフィスで行っていました。この勤務形態が後々、解決策の道標になるため前述します。

登場人物

2021年3月10日 ― さあ、弁護士の出番です! ―

これまで私は賃金の未払いについて何度も、A社社長と話し合いを重ねましたが、一向に具体的かつ論理的な話し合いが実現しませんでした。そのため自力での解決は諦め、法律のプロフェッショナルに助けを求めるべく、知人の法律事務所を訪れることにしたのです。

今回は、そこで弁護士から提案されたことや、債権回収の具体的なフローをお伝えしていきたいと思います。

ここからは、私自身が実際に弁護士からアドバイスを受けた内容や、法的手段を行使するにあたって考えたことなどを率直に書きました。
債権回収や訴訟を考えている方、こうした内容にご興味のある方に向けての内容ですので、大変恐縮ですが有料にさせていただきます。

ここから先は

1,671字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?