何でも屋は壁を壊せない。
自分が起業した時のこと。
とにかく仕事を獲得するしかなかった。
でも自分は「一つの強み」よりは「一定水準でいろんなことができる」というタイプ。
よくある「何屋さんかわからんね〜」ってやつ。
悪く言えば器用貧乏。
この状態、自分から見るとこんなにもたくさんできます〜って網を広げておけば、何かは引っ掛かるだろうという感覚。
でも逆から見れば網が広すぎて何を頼んだらいいのかわからないし、「それってプロとして仕事してくれるの?」って疑念につながる。
僕の場合もまさにそう。
ある時はA4用紙に自分ができること羅列してみた人が引いてるのに自信満々にしていた記憶がある。
じゃあ、その時全く収入がなかったか?といえばそうでもない。
それなりにまとまった金額の仕事も入ってきた。
次から次へ、仕事の大小、やりたい仕事かどうかなんて関係なく、来た仕事は全部やる。
でもずっと自転車操業。
それに、案件が継続しない。
それはいくら自分が必死になってやっても、仕事量が多いから集中ができず、成果に伸びがなかったからだと思う。
結局、網を広げすぎた分、時間ばかり浪費。
しかも中途半端な成果しか得られない。
これを続けていると、自己肯定感も失われる。成果が出ないことがストレスになる。
「今月で最後に・・・」と言われて、顔は笑ってるけど、心は青ざめていた。仕事を認められない辛さ。あんなに時間もお金も使ったのに・・・
やっぱりまずは一点集中。
突破した先に、「他にもこんなことできる?」とか「全部まとめてお願いしたい」という依頼が待っている。
自分の得意なことを明確にすることは、仕事の獲得にもつながります。
多才な方ほど、「何屋さんかわからないね〜」と思われがちですが、広範囲にわたって活動せずに、一つの分野に集中することが成功のポイントです。
自分自身を肯定しながら、成果を積み重ねていきましょう。
「一つの強み」を磨いていくと、さらなる仕事の可能性が広がりますよ。
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